子育てしにくい世の中

◆子育てつぶやき

北海道に嫁ぎ

6歳・5歳・3歳・1歳の4人の子育てをしながら

オンラインでフリー助産師をしている

 

チューリップピンクハッピーマタニティ相談室チューリップピンク

助産師ときえです

 

音譜妊娠中のママに寄り添い

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子育てしにくい世の中

先日、児童相談所の職員の方と
虐待のことでお話をする機会があり、
その中で

子育て真っ最中の私の心にグサグサ…
刺さることがありました

虐待…

正直無縁だと思っていました

たまに我が子に対してイライラしたり
投げやりな言葉を発してしまう時もありますが

母親だって人間なんだもの、そんな時もあるさ
子ども達には愛情はかけていますし
幸せを願って一生懸命、私なりに子育てしているつもりでした

2020年4月児童虐待防止法の改正により
体罰の全面的な禁止が法律化されました

言ったら

親が子どもに手をあげるのは絶対にダメ

ということが明確に法律化されたということ

たまに言うこと聞かない時
おしりペンペンのようなこともダメ
クレヨンしんちゃんのような頭ゴツンもダメ

(私が子どもの頃より、ゴツン→たんこぶは少なくなりましたが…)

他にも心当たりがありそうものを挙げると…

・「○○したら□□だからね!」などという言葉による脅し
・子どもの話を聞かない、拒否的な態度を示す
・子どもの心を傷つけるような言葉を発する
・夫婦喧嘩を目撃させる(DV目撃)

など

こういったことも虐待に当たります

明らかにお腹や背中にあざがある
明らかに不潔
明らかに痩せている
学校に行っていない
性的虐待を受けた

そういったことばかりが虐待ではないというのです

「ごはん食べないとおやつあげないからね!」
「トイレに行かないとお出かけできないからね!」

こういった脅しや

お茶をこぼした子どもに
「だから○○していないとお茶をこぼすって言ったでしょ」
といった発言も子どもを傷つけるような言葉に入るのかもしれません

普通に子育てしていたら
本当に意識しないと

もしかしたら、あの時のあれは虐待にだったのかも?

と思うことがたくさん出てきます

子育ては家庭によって全く違うと思います
意識の高いママは子育てについて学んで
行動にまで移しているかもしれません

でも、そんなママばかりではないと私は思います

結局は

自分が受けた子育てを、そのまま自分の子に子育てするんです

虐待をしている人は本人(親)も気づいてないことがほとんど

子は親の鏡

今、親世代の30代~50代の世代は
体罰があった中で子育てを受けてきた世代です

体罰を受けてきた世代だからこそ
そのまま自分の子どもに体罰をしてしまいやすいのだと思います

妊娠中から愛情をかけ
命を懸けて出産し
産まれてからもボロボロになりながらも
我が子が可愛い、幸せになって貰いたい

そういう想いで子育てしている人が大半

子どもが不幸になってもいい
そんな親はゼロに近い


妊娠した時から子育ては始まっています

お腹に赤ちゃんを宿した瞬間から
出産するまで赤ちゃんと運命共同体
命がけですよね

身体の不調や大きくなるお腹により
今までできていたことが徐々にできなくなり
産まれてないけど、お腹の中で子育てをしています

産まれてからはもっともっと
睡眠時間や自分の時間を削り
グッっと我慢することも増え
日々悩みながら子育てをしています

そんなママやパパに
「あれもダメ!これも虐待!」

ホント苦行💦

難しい問題だと思います

虐待を野放しにしてはいけない

でも
あれもこれも虐待なら
子育てを頑張っているママやパパを追い詰めてしまう…

赤ちゃんが”おぎゃあ”と産まれた時点で
親にはなりますが、レベル1

ここから悩み苦しみながらも、少しづつ少しづつ
親レベルを上げ
夫婦レベルを上げて生きていく


子育ての成功失敗は明確に言えないけど

最終的に
子どもが親になり孫が生まれた時
どのように子育てしているかによるのかもしれません

先は長い
子育てに終わりが無いと言いうのは
こういうことなのかなーと思います

子育てしにくい世の中で
最も大事なのは

夫婦が治まること

そして周囲、地域が支えあって子育てしていける世になれば
子育てがしやすくなって、幸せな家庭が増え
幸せな子ども増え、幸せな社会が築けるのではないかと思います

このような方はお力になれると思います

 ▼   ▼

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【山端 ときえ プロフィール】

1987年産まれ、静岡県磐田市出身。

看護学校の時、小児看護担当の先生から、「助産師になってみない?」と勧められる。

看護学校では出産の見学ができず、「出産も知らないのに・・・」と助産師になろうか悩むが、助産師は妊娠・出産・産後だけでなく、『女性の一生をサポートする職業』ということを知り感銘をうけ、助産師学校を目指すようになる。

助産師学校を卒業後は、総合病院の産科・小児科の助産師として4年間勤める。

主に、分娩介助(赤ちゃんを取り上げるお手伝い)・新生児のお世話・産後のママのお世話・母乳育児の相談・妊婦健診・両親学級の実施を経験。

その間
赤ちゃんを取り上げた人数約90名。
お産に付き添った件数約500回。
お世話させていただいた新生児の人数約1000人。
その他に母乳育児や産後の相談を受けた件数1000件以上。

結婚を機に退職、北海道に嫁ぐこととなる。
2015年4月 長女出産
2016年5月 次女出産
2018年3月 長男出産
2020年5月 次男出産
義両親と3世帯同居の中、未知の土地で、4人の子育てを経験する。

4人目の妊娠・出産の際、コロナ禍で不安な日々を送り、孤独な出産を経験。

コロナ禍でも継続して安心安全な医療を提供してくれる医療従事者の方への『感謝』の思いと同時に、病院で出産するママ達へのサポートが手薄であることも実感した。

待ちに待った赤ちゃんとの生活のはずなのに、産後に新生児のお世話や母乳育児で悩んで、泣いているママの多さに疑問を抱いた。

”妊娠””出産”は一生続く子育てのスタートライン。

もっとハッピーなスタートを切ってもいいのではないか?

ハッピーな子育ては、妊娠中から今後の子育てを見据える”マタニティマインド”作りから♪

そういった思いで、助産師として、また4人の子育ての経験も生かし、ハッピーマタニティ相談室開所を決意する。

コロナ禍の中、小さな子たちを育てながら、自分にもできることを探し、
相談は、ZOOM・LINE電話、メールを使って行う完全自宅STYLE。

かつて助産師を目指した際、自分の思い描いた理想の『女性の一生をサポートする助産師』を目指して、日々活動している。

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