葉酸サプリいつまで摂ったらいいの?
妊婦さんにたまに聞かれるこの質問。
葉酸サプリって摂った方がイイって聞くけど…
”いつまで”摂ったらイイの？
今回はこちらについてまとめていこうと思います。
で…
早速結論から言いますと…
”いつまででもいい”
です。
理由を詳しくお話していきます。
まず、葉酸を妊娠中に摂取するのを勧められている一番の理由は
神経管閉鎖障害を予防するためです。
少し平たく言うと…
葉酸は、胎児の神経系の発育に大きく関わっているからと言われています。
胎児の神経系や心臓などの臓器のカタチが作られるのは妊娠５週頃、
そして、他のカラダの主要な臓器のカタチが作られるのは妊娠１１週頃。
神経管閉鎖障害を予防するための葉酸サプリなので、
妊娠が分かってから(妊娠５週頃)葉酸サプリを飲みだすのではすでに遅い。
とういうことになってきます。
なので、葉酸を飲み始めるタイミングは、妊娠が分かる前の
”妊活中から”だと言われているんですね♪
ちょっとややこしいお話ですいません💦
そんなワケで…
葉酸は、胎児の神経系の発育に大きく関わっていますのでとっても大切なんですが
葉酸の役割はそれだけでは無くて…なんと！
赤血球を作るのにも働いています。
妊婦の大敵！貧血にも効くんですね！
ですから、妊娠中そして産後まで葉酸を意識して摂取するのは
とっても有効なことだと思います。
いつまで摂ったらイイかと言われると
葉酸は普段非妊時から不足しがちな栄養素なので
産後もとり続けてもイイかと思います。
「妊娠初期の葉酸サプリが余ってるんだけど…」という方は
是非のみ続けて頂けたらいいのかなって思います。
ですが…
個人的には、中期以降もあえて、葉酸のサプリを購入して摂取し続けるというのは
あえてオススメはしていません。
(あくまで個人の意見です。)
なぜかというと、
葉酸のサプリをあえて購入するよりかは
貧血予防のためには、鉄剤のサプリを購入して摂取するのでもいいのかなと思っているからです。
葉酸は、緑黄色野菜やたんぱく質にも含まれています。
サプリから栄養を補うのも必要な時もありますが、
バランスのとれた食事を妊娠中から気をつけていくのが
産まれてくる子の食育にも繋がっていくのかなーーっと思います。
あと、妊娠中は出産に近づくにつれ、必然的に貧血になっていきます。
もちろん食事でも、鉄分の多く含む食材を取り入れたり、
バランスのとれた食事を心がけるのも大事ですが、
食材からの鉄分は、吸収率も悪く、食事を気をつけているだけでは
貧血が解消されるのは難しいと言われています。
症状や貧血の状態をみて、
鉄分のサプリや病院で処方される鉄剤を飲むことを
検討していくのも大切なことになってきます。
出産や産後の子育て、母乳のことも考えて、
妊娠中から貧血にならないよう意識していきたいものです。
葉酸を摂らなくてもいいというワケではありませんからね♡
今回のまとめ
葉酸サプリを飲むのは
”いつまででもいい”
そんなワケで今回は失礼させて頂きます。
※葉酸が多く含まれる食品…
レバー・ほうれん草・アボガド・イチゴ・からし菜・さつまいも・枝豆・白菜など
※鉄分が多く含まれる食品…
赤身肉・サバ缶・あさり・ほうれん草・さつまいも・小松菜・チンゲン菜・ほうれん草など
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1987年産まれ、静岡県磐田市出身。
看護学校の時、小児看護担当の先生から、「助産師になってみない？」と勧められる。
看護学校では出産の見学ができず、「出産も知らないのに・・・」と助産師になろうか悩むが、助産師は妊娠・出産・産後だけでなく、『女性の一生をサポートする職業』ということを知り感銘をうけ、助産師学校を目指すようになる。
助産師学校を卒業後は、総合病院の産科・小児科の助産師として4年間勤める。
主に、分娩介助(赤ちゃんを取り上げるお手伝い)・新生児のお世話・産後のママのお世話・母乳育児の相談・妊婦健診・両親学級の実施・学生指導と一通りのケアを経験。
その間
赤ちゃんを取り上げた人数約90名。
お産に付き添った件数約500回。
お世話させていただいた新生児の人数約1000人。
その他に母乳育児や産後の相談を受けた件数1000件以上。
結婚を機に退職、北海道に嫁ぐこととなる。
2015年4月 長女出産
2016年5月 次女出産
2018年3月 長男出産
2020年5月 次男出産
義両親と3世帯同居の中、未知の土地で、4人の子育てを経験する。
4人目の妊娠・出産の際、コロナ禍で不安な日々を送り、孤独な出産を経験。
コロナ禍でも継続して安心安全な医療を提供してくれる医療従事者の方への『感謝』の思いと同時に、病院で出産するママ達へのサポートが手薄であることも実感した。
待ちに待った赤ちゃんとの生活のはずなのに、産後に新生児のお世話や母乳育児で悩んで、泣いているママの多さに疑問を抱いた。
”妊娠””出産”は一生続く子育てのスタートライン。
もっとハッピーなスタートを切ってもいいのではないか？
ハッピーな子育ては、
✿良好な夫婦関係
✿妊娠中からの”マタニティマインド”作り
✿妊娠中から産後までの継続的なサポート→ＭＹ助産師
が重要であると考えた。
そういった思いで、助産師として、また4人の子育ての経験も生かし、ハッピーマタニティ相談室開所を決意する。
コロナ禍の中、小さな子たちを育てながら、自分にもできることを探し、
相談は、ZOOM・LINE電話、メールを使って行う完全自宅ＳＴＹＬＥ。
かつて助産師を目指した際、自分の思い描いた理想の『女性の一生をサポートする助産師』を目指して、日々活動している。
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