骨盤ベルトって必要なの?

◆妊娠後期

北海道に嫁ぎ

6歳・5歳・3歳・0歳の4人の子育てをしながら

オンラインでフリー助産師をしている

 

チューリップピンクハッピーマタニティ相談室チューリップピンク

助産師ときえです

 

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骨盤ベルトって必要なの?

骨盤ベルトと言えば
トコちゃんベルトをご存知でしょうか?

助産学校の時
トコちゃんベルトの講義を受け
骨盤を締める大切さを学び
病棟で仕事が始まってからは
トコちゃんベルトの着用を
妊娠中から産後まで勧めていました

でも最近
それで本当によかったのかな?

と思うようになりました

私自身も妊娠中、腰痛があった時は使い
出産後は産後の処置が終わればすぐにベルトを着用
そこから産後2ヶ月までは
”骨盤を締めなきゃ!”と常にベルトをしていた状態でした

確かに産後1ヶ月頃からは
骨盤がキュっと締まる実感があり

締まったな(^▽^)

と実感できた瞬間はありました

でも
産後から2ヶ月間ずっとベルトに支えられていたせいか
ベルトを止めようと外した途端に

骨盤がグラグラして
「ベルト外して大丈夫かな…?」


という感覚になりました

さすがに永遠つけてはいられないので
外すのですが
しばらくは不安定な状態になっていました

今思えば
産後の最大限に緩みきった骨盤を
ベルトを使って締めることに
頼り切ってしまっていたのではないのかな?

と思うようになりました

そのせいで
本来産後に緩んだ骨盤を締めるのに
必要な筋肉が鍛えられず

2ヶ月ぶりにベルトを外した時に
骨盤が支えられず
グラグラしてしまった…

↑トコちゃんベルト

骨盤ベルトは使い方を考える必要があったのだと思います
24時間ベルトをして骨盤を締めるのではなく

妊娠中腰痛や恥骨痛があって動けない
産後間もなくどうしても動かないといけない


などと言った場合に

骨盤ベルトを使って骨盤を支え
身体を動かしやすくするために使う

と言ったように
補助的な役割として
使うのがよかったのかな…と

確かに妊娠中~産後にかけ
ホルモンの影響で骨盤は緩みます

でもそれは本来なら
自分自身の筋肉で支えることができるはず

でも現代人は
普段の生活から
骨盤を支える筋肉が鍛えられておらず
妊娠出産で緩んだ骨盤を
支える筋肉が十分ではないと言われています

(私を含め(;^ω^))

その筋肉を鍛える必要があるのに
骨盤ベルトに頼り切っていては鍛えることが
できない…

結局は
普段の生活を改善させること
が大切なのかなと思います

骨盤ベルトをお考えの方は
ご参考にしていただけたらと思います

このような方はお力になれると思います

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【山端 ときえ プロフィール】

1987年産まれ、静岡県磐田市出身。

看護学校の時、小児看護担当の先生から、「助産師になってみない?」と勧められる。

看護学校では出産の見学ができず、「出産も知らないのに・・・」と助産師になろうか悩むが、助産師は妊娠・出産・産後だけでなく、『女性の一生をサポートする職業』ということを知り感銘をうけ、助産師学校を目指すようになる。

助産師学校を卒業後は、総合病院の産科・小児科の助産師として4年間勤める。

主に、分娩介助(赤ちゃんを取り上げるお手伝い)・新生児のお世話・産後のママのお世話・母乳育児の相談・妊婦健診・両親学級の実施を経験。

その間
赤ちゃんを取り上げた人数約90名。
お産に付き添った件数約500回。
お世話させていただいた新生児の人数約1000人。
その他に母乳育児や産後の相談を受けた件数1000件以上。

結婚を機に退職、北海道に嫁ぐこととなる。
2015年4月 長女出産
2016年5月 次女出産
2018年3月 長男出産
2020年5月 次男出産
義両親と3世帯同居の中、未知の土地で、4人の子育てを経験する。

4人目の妊娠・出産の際、コロナ禍で不安な日々を送り、孤独な出産を経験。

コロナ禍でも継続して安心安全な医療を提供してくれる医療従事者の方への『感謝』の思いと同時に、病院で出産するママ達へのサポートが手薄であることも実感した。

待ちに待った赤ちゃんとの生活のはずなのに、産後に新生児のお世話や母乳育児で悩んで、泣いているママの多さに疑問を抱いた。

”妊娠””出産”は一生続く子育てのスタートライン。

もっとハッピーなスタートを切ってもいいのではないか?

ハッピーな子育ては、妊娠中から今後の子育てを見据える”マタニティマインド”作りから♪

そういった思いで、助産師として、また4人の子育ての経験も生かし、ハッピーマタニティ相談室開所を決意する。

コロナ禍の中、小さな子たちを育てながら、自分にもできることを探し、
相談は、ZOOM・LINE電話、メールを使って行う完全自宅STYLE。

かつて助産師を目指した際、自分の思い描いた理想の『女性の一生をサポートする助産師』を目指して、日々活動している。

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