北海道へ嫁ぎ
4人の子どもを育てながら、フリー助産師をしている
ハッピーマタニティ相談室 助産師 ときえ です
3人目ママの母乳育児への不安【前編】
先日、公式LINEに
母乳育児のご相談をいただきました
「3人目を昨年末に出産したんですが、
母乳が足りないみたいで、
おっぱいがあまり張りません。
ミルクを3回/日足しています」
「水分不足とストレスで母乳の出が
悪くなっているような気がします・・・」
「できたら完全母乳でいきたいと
思っているんですが、
どうしたらいいですか?」
赤ちゃんは生後1ヶ月ちょっと
助産師さんからは「よく出ているね」
と言われていたそうですが
良く寝てくれても
2時間~2時間半くらいで
起きてしまい
早い時では1時間と寝てくれない
ということでした
あなたならどうしますか?
基本的におっぱいは
産後1ヶ月も経てば張らないのが普通です
張らなくても、
飲ませたらゴクゴク飲んでくれます
ただ、水分不足は
母乳の分泌にかなり影響します
私の場合、産後すぐから、
家の中でも水筒を持ち歩いています
いつでもどこでも水分補給できるように
特に産後まだ1ヶ月ちょっとなら、
悪露もあるし汗もかきやすい状態です
水分不足は”便秘→痔”
の原因にもなるので
忙しい中でもしっかり水分補給するのが肝心です。
また、ストレスも母乳にかなり関係します
「母乳はホルモンだから、
ホルモンが乱れたら母乳の出が悪くなる」
ともよく聞きます
ですが、ストレスを溜めないように!
と言われても
そんなの無理ーー!ってなりますよね
私はそうでした
産後は上の子の子育てもあるし、
自分のことは後回しにして
なんでも抱え込んでいました
でもそんなのは
長いこと続かないんですよね・・・
結局、身体も心も限界になって
爆発してしまった過去がありました
ですから私が思うのは
自分のことを後回しにしない事!!
これが大切だと思います
たとえば、
赤ちゃんが多少泣いていても
トイレを我慢しないとか
子どもに食べさせるけど
自分もそれ以上にしっかり食べるとか
お風呂はご主人に頼んで
自分の時間を確保するとか
3人目になると
子育ては本当に1人では
できなくなります
夫婦でしっかり話し合って
家事や子育てのことを分担することも
ストレスの解消になりますよ
次回”3人目ママの母乳育児への不安【後編】”
をお話させていただきます
このような方はお力になれると思います
▼ ▼
これから結婚・妊娠を考えている方
結婚をすると決めたが、夫や義両親との生活に不安を感じている方
現在妊娠中で妊娠に不安を抱えている方
妊娠中の育児品や出産用品は、何を用意すれば良いか分からない方
母乳育児に関して、相談する人がいない方
出産が近づき出産への不安がある方
産後の新生児のお世話の方法や準備するものが分からない方
乳幼児の育児で分からないことがある方
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1987年産まれ、静岡県磐田市出身。
看護学校の時、小児看護担当の先生から、「助産師になってみない?」と進められる。
看護学校では出産の見学ができず、「出産も知らないのに・・・」と助産師になろうか悩むが、助産師は妊娠・出産・産後だけでなく、『女性の一生をサポートする職業』ということを知り感銘をうけ、助産師学校を目指すようになる。
助産師学校を卒業後は、総合病院の産科・小児科の助産師として4年間勤める。
主に、分娩介助(赤ちゃんを取り上げるお手伝い)・新生児のお世話・産後のママのお世話・母乳育児の相談・妊婦健診・両親学級の実施を経験。
その間、赤ちゃんを取り上げた人数約90名。お産に付き添った件数約500回。お世話させていただいた新生児の人数約1000人。その他に母乳育児や産後の相談を受けた件数1000件以上。
結婚を機に退職、北海道に嫁ぐこととなる。
2015年4月 長女出産
2016年5月 次女出産
2018年3月 長男出産
2020年5月 次男出産
義両親と3世帯同居の中、未知の土地で、4人の子育てを経験する。
4人目の妊娠・出産の際、コロナ禍で不安な日々を送り、孤独な出産を経験。
コロナ禍でも継続して安心安全な医療を提供してくれる医療従事者の方への『感謝』の思いと同時に、病院で出産するママ達へのサポートが手薄であることも実感した。
待ちに待った赤ちゃんとの生活のはずなのに、産後に新生児のお世話や母乳育児で悩んで、泣いているママの多さに疑問を抱いた。
”妊娠””出産”は一生続く子育てのスタートライン。
もっとハッピーなスタートを切ってもいいのではないか?ハッピーな子育ては、妊娠中から今後の子育てを見据える”マタニティマインド”作りから始まる。
そういった思いで、助産師として、また4人の子育ての経験も生かし、ハッピーマタニティ相談室開所を決意する。
コロナ禍の中、小さな子たちを育てながら、自分にもできることを探し、
相談は、ZOOM・LINE電話、メールを使って行う完全自宅STYLE。
かつて助産師を目指した際、自分の思い描いた理想の『女性の一生をサポートする助産師』を目指して、日々活動している。
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