８歳娘の一瞬ドキッとする質問

 

８歳娘の一瞬ドキッとする質問

苫小牧で３歳からはじめる性教育を伝えている
助産師ときえです☆

「ヒニンってなに？？」

８月も半ば、夏休みの宿題に追われる日々…

小学校のママさんは、朝からついつい「宿題やりなさいよ～」っと言いたくなってしまうのではないでしょうか？

そんな夏休みのとある１日。

仕事が、休みだったので、朝から子ども達と絵画の宿題に着手していました。

順調に描き進めていた８歳の娘。

突然に…

娘「ヒニンってなに？？」

と聞いてきたのです！

↑子どもにとって性は日常の中にあります。

プライベートゾーンをはじめ、妊娠の経過、出産を幼いころから伝えてきたのですが、
最近ではこれから来る２次性徴に興味深々で、生理をはじめとした、思春期の心と身体の変化を話していました。



なので、私の持っている思春期向けの本を読んで、「避妊」というワードを知ったのだと思います。

いつもいい質問をくれる娘。

私「やっぱり○○さんは、いい質問をするね！」と即座に答えました。

そして…

私「”避妊”って言うのはね。妊娠しないようにすることだよ。」と伝えます。

娘は、「ふーーーん」という感じ。

ちょっと突っ込んで、
私「なんで妊娠しないようにしないといけないか分かる？」

娘「育てられないから。」

私「そうだよね。生理と精通が来て、精子と卵子が合体して、子宮に着床したら、望んでなくても妊娠してしまうもんね。」
(娘には、”２次性徴”や”妊娠の経過”を知っている前提で、話を進めています。)

私「○○さんは、いつ妊娠したいと思う？」

娘「結婚して、２年後。」

私「なんで２年後なの？」

娘「心が大人になってないと思うから。」

続いて娘は…
「私にも人生があるもん。なりたい職業につきたいもん。それには、学校に行かないとなれないもん。」

そう答えてくれました。

８歳の娘が、将来の夢だけでなく、結婚・妊娠・出産についてまで、真剣に考えていることに感動し、母として嬉しく思いました。

結婚をする＆しないはもちろんですが、妊娠・出産は、人生の大きなターニングポイント。
女性にとっては特にです。

性の知識を伝えることは、人生をしっかりと捉えることにも繋がっていきます。

自分の人生は、自分だけの力でどうにかなるワケではなく、親をはじめとした周りの人たちに支えられている。
自分がこうして生きているのも、親をはじめ、おじいちゃんおばあちゃん、周りの大人の人が支えてくれているからこそ命が繋がっているということを理解するのにも繋がりますね。

その他にも、実際の会話では、避妊の具体的な手段(コンドーム・ピル・IUDやミレーナ)の話をしました。

↑IUDもミレーナもこんな感じで子宮内に装着し、受精卵の着床を防ぐ避妊具です。



はじめて話をしたので、あまりピンと来てなさそうでしたが…

IUDの説明の、妊娠の過程中の”着床を阻害する”という説明でピンと来てくれたようでしたよ！
実際の説明↓
「精子と卵子が出会って合体して受精卵になっただけでは、妊娠しないよね。
受精卵になった後、卵管を通って、子宮に行って子宮の壁にピタッとくっついて、はじめて”妊娠”が成立する。
その受精卵が子宮の壁にピタッとくっつくのを邪魔するのが、IUDって言って魚の骨みたいな器具だよ！」
こんな感じです。

性教育は、積み重ねですね！

最後に…

私「お母さんは、○○さんがお腹に来てほしい！と思っていたら来てくれたんだよ！お母さんは君たちが来てくれて、本当に幸せ♪」
そんなことを伝えます。

性教育で伝えたいのは…”あなたは大切な存在”なのです☆

性教育は３歳から♪
苫小牧で３歳からはじめる性教育を伝えています。

助産師＆保育士＆４児ママ　やまはたときえ

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