【コロナ禍で産んだ私】助産師目線で振り返る⑨

◆コロナ禍【出産体験談】
ときえ
ときえ

北海道へ嫁ぎ

4人の子どもを育てながら、フリー助産師をしている

ハッピーマタニティ相談室 助産師 ときえ です

【コロナ禍で産んだ私】助産師目線で振り返る⑨

2020年5月8日

コロナ感染症の緊急事態宣言のさなか
私は第4子を出産しました

その体験を10回に分けて、投稿しています

助産師であり、4人の妊娠出産経験から

【なにを思って】
【なにを考えて】
【なにを判断基準にして】
【どう行動したか】


をなるべく細かく投稿していこうと思います

また
【コロナ禍の出産は、今までの出産となにが違ったか】
も投稿していきます


少しでもいいから
これから出産される方の力になれば嬉しいです

この記事は

◆これから出産する方
◆出産に不安を抱えている方
◆出産する場所に迷っている方
◆総合病院や周産期医療センターで出産を予定されている方
◆これから妊娠を考えている方
◆コロナ禍での出産がどういったものか知りたい方

は参考にしていただけるかと思います


今回は
【コロナ禍で産んだ私】助産師目線で振り返る
シリーズ9回目


【出産】
投稿させていただきます

前回のはこちらから↓

まだ初回の記事を読んでおられない方はこちらから↓

【午後9:45】

助産師さんが来室

助産師「どう?診てみようか」

内診してもらう

・子宮口8㎝
・赤ちゃんも降りてきている


助産師「進んできてるよー」
   「もうダラダラ長いとしんどいでしょ?破水させて産ませちゃおうか!」



私「そうなんです!お願いします!!!!」

(・・・やっと産める 嬉)

そんなやり取りをしている間に
助産師さんは
いつお産になってもいいように

手早く
分娩セットの準備をし
ガウンを着たり
手袋をしたり
されています

いつの間にか
別の助産師さんも現れて
お腹に分娩監視装置(通称モニター)
を着けて下さっていました

ドックドックドック・・・

(赤ちゃんは元気だ!)

アドレナリンのおかげか
お産が近いと
意外と冷静にいろいろと考えれます

それと

産むぞ!!

という覚悟のおかげかもしれません

産む体勢は
特に希望がなければ
仰向けです

陣痛の合間を縫って
仰向けになります



【午後9:55】

出産の準備が整ったら

助産師さんが器具を使って
破水させてくれました

じょろじょろ・・・

おまたから羊水が流れ出ます

助産師さんが次の陣痛で
内診して子宮の口を8㎝→全開(10㎝)まで広げて下さいました

私「痛ったーーー!!」

助産師「全開したから次の陣痛で、いきんでいいよー!!」

私「はい!」

陣痛がき始めたら

呼吸を2回整えて
3回目で息を大きく吸って
息を止めて
一気にいきみます!!!

私「(痛くなってきたな・・・)フーフー」

私「ふんんんんんんんんんんん」



いきむときのポイントは

・いきんでいるときは、目を開けて、息を止める
・固いう〇ちをする時のように思いっきり!!!
・陣痛の間はなるべく長くいきみ続ける

です

とりあえず
詰まったう〇ちを思いっきり出すように
いきみます


これががとりあえずかなり痛い・・・

この痛みを少しでも紛らわすために

私は思いっきり

叫んでいます

叫ぶ必要が無くても

好きなように叫んでいます(笑)

「痛ったー」

「キャー」

「まだなのー」

など

その時によって

好きなように叫んでいます

助産師さんは意外と覚えていないです

(助産師現役時代、私は覚えていなかったです)

みんな叫びますし・・・

私は、叫んだ方が絶対気持ちいいと思います!

ちなみに
私は出産直前まで
陣痛に波がある体質なので

陣痛が弱い時はいきむのをパスします

陣痛が弱い時にいきんでも
全然赤ちゃん出てきてくれません 涙

陣痛が弱ければ
休憩をして
次の陣痛が来るのを待ちます

助産師「髪の毛見えてるよーーふさふさの子だねーー」

(まだ髪の毛か・・・次はもっと思いっきりいきむぞ・・・)

次の陣痛が来る

私「(痛くなってきたな・・・)フーフー」

私「ふんんんんんんんんんんん」


助産師「上手上手!!排臨発露(※)いっきに来たよーーーー」

(※排臨・・・赤ちゃんの頭が、ちらちら見えること)
(※発露・・・赤ちゃんの頭が、おまたに挟まること)

私「痛ったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

このおまたに頭が挟まっているのが
お産で一番痛いんです!!!!


(この状態で次の陣痛待つのかーーーー涙)

その時
赤ちゃんの心音が一時的にゆっくり聞こえました

ドクドクドクドク・・ドク・・ドク・・ドク・・

(赤ちゃん!!大丈夫?)

と思い自分で胎児心音を確認する

助産師「大丈夫だよ。赤ちゃん頭が挟まってて少ししんどいだけだよ!」

(そっかそうだった)

産まれる直前でも
意外に冷静に赤ちゃんのことが気にかかります・・・

自分でも”母親って強い!!”と感じます

私「(きた・・・)フーフー」

私「ふんんんんんんんんんんんんん」

痛いけど
一刻も早く痛みから解放されたくて
最後の力を振り絞っていきみます

助産師「もういきまなくていいよーーー」

最後はあまりいきまなくても
頭が出てしまえば
スルッと出てきてくれます

私「はーはーはー」

(やっと産まれる!!)

赤ちゃんの頭が出たら
いきむのを止めます
呼吸はラクに
リラックスです

一番大きい頭が出た後
赤ちゃんの身体が出る時まで
いきんでいると
赤ちゃんが飛び出してしまいます

頭がでたら
いきまないようにすることが大切です
(助産師さんが教えてくれるので大丈夫!)



【午後10:08】

『おぎゃあおぎゃあ』

(↑イメージ画像です。今回、立ち合いできなかったので、産まれてすぐの写真が撮れませんでした 涙)

(・・・元気だ!!よかった)

私「ありがとうございました!」

助産師「元気だねーカンガルーケアするね!」
   
私は
痛みから解放された喜びと
赤ちゃんが元気で産まれてくれたことが
とても嬉しかったです

私はこの時の達成感が
半端なく好きなんです

だから何度も

産みたい!!

そう思ってしまいます (笑)

(↑産まれて2時間後の写真。これが産まれて最初に撮れた写真です)


今回はここまでに致します

次回はラストです
“出産後とまとめ”はこちらから↓

このような方はお力になれると思います

 ▼   ▼

リボンこれから結婚・妊娠を考えている方

リボン結婚をすると決めたが、夫や義両親との生活に不安を感じている方

リボン現在妊娠中で妊娠に不安を抱えている方

リボン妊娠中の育児品や出産用品は、何を用意すれば良いか分からない方

リボン母乳育児に関して、相談する人がいない方

リボン出産が近づき出産への不安がある方

リボン産後の新生児のお世話の方法や準備するものが分からない方

リボン乳幼児の育児で分からないことがある方

 

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【山端 ときえ プロフィール】

1987年産まれ、静岡県磐田市出身。

看護学校の時、小児看護担当の先生から、「助産師になってみない?」と進められる。
看護学校では出産の見学ができず、「出産も知らないのに・・・」と助産師になろうか悩むが、助産師は妊娠・出産・産後だけでなく、『女性の一生をサポートする職業』ということを知り感銘をうけ、助産師学校を目指すようになる。

助産師学校を卒業後は、総合病院の産科・小児科の助産師として4年間勤める。
主に、分娩介助(赤ちゃんを取り上げるお手伝い)・新生児のお世話・産後のママのお世話・母乳育児の相談・妊婦健診・両親学級の実施を経験。
その間、赤ちゃんを取り上げた人数約90名。お産に付き添った件数約500回。お世話させていただいた新生児の人数約1000人。その他に母乳育児や産後の相談を受けた件数1000件以上。

結婚を機に退職、北海道に嫁ぐこととなる。
2015年4月 長女出産
2016年5月 次女出産
2018年3月 長男出産
2020年5月 次男出産
義両親と3世帯同居の中、未知の土地で、4人の子育てを経験する。

4人目の妊娠・出産の際、コロナ禍で不安な日々を送り、孤独な出産を経験。
コロナ禍でも継続して安心安全な医療を提供してくれる医療従事者の方への『感謝』の思いと同時に、病院で出産するママ達へのサポートが手薄であることも実感した。

待ちに待った赤ちゃんとの生活のはずなのに、産後に新生児のお世話や母乳育児で悩んで、泣いているママの多さに疑問を抱いた。
”妊娠””出産”は一生続く子育てのスタートライン。
もっとハッピーなスタートを切ってもいいのではないか?ハッピーな子育ては、妊娠中から今後の子育てを見据える”マタニティマインド”作りから始まる。
そういった思いで、助産師として、また4人の子育ての経験も生かし、ハッピーマタニティ相談室開所を決意する。

コロナ禍の中、小さな子たちを育てながら、自分にもできることを探し、
相談は、ZOOM・LINE電話、メールを使って行う完全自宅STYLE。

かつて助産師を目指した際、自分の思い描いた理想の『女性の一生をサポートする助産師』を目指して、日々活動している。

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