【コロナ禍で産んだ私】助産師目線で振り返る④

◆コロナ禍【出産体験談】
ときえ
ときえ

北海道へ嫁ぎ

4人の子どもを育てながら、フリー助産師をしている

ハッピーマタニティ相談室 助産師 ときえ です

【コロナ禍で産んだ私】助産師目線で振り返る④

2020年5月8日

コロナ感染症の緊急事態宣言のさなか
私は第4子を出産しました

その体験を10回に分けて、投稿しています

助産師であり、4人の妊娠出産経験から

【なにを思って】
【なにを考えて】
【なにを判断基準にして】
【どう行動したか】


をなるべく細かく投稿していこうと思います

また
【コロナ禍の出産は、今までの出産となにが違ったか】
も投稿していきます


少しでもいいから
これから出産される方の力になれば嬉しいです

この記事は

◆これから出産する方
◆出産に不安を抱えている方
◆出産する場所に迷っている方
◆総合病院や周産期医療センターで出産を予定されている方
◆これから妊娠を考えている方
◆コロナ禍での出産がどういったものか知りたい方

は参考にしていただけるかと思います

今回は
【コロナ禍で産んだ私】助産師目線で振り返る
シリーズ4回目



【病院到着~産科入院決定】まで
投稿させていただきます

前回の記事はこちらから↓


まだ初回の記事を読んでおられない方はこちらから↓

【午後2:25】

病院到着


マスクを着用して
(・・・ここから出産までマスクを外すことはできませんでした 涙)


私は急いで外来受付をしました

平日の日中だったので
外来で医師の診察を受けてから
『入院決定』になります


大きな荷物4個
主人が降ろしてくれました

たった5日間の入院でも
お産で必要な物だったり
産後の円座(傷ができた時用のドーナッツ型の座布団)や授乳クッションだったり
産後に使う大量のナプキンだったり

・・・

コロナで面会もできないこともあってか
荷物がかなり多くなってしまいます


さすがに陣痛が来ている状態で
荷物を4個も持つ自信は無かったので

(本来は、赤ちゃんが使うであろうに・・・ゴメン)
と思いながら

病院のベビーカーに
大きな荷物を4個乗せました 

(どうせ立ち合いも面会もできないし、上の子ども達(5歳4歳2歳)も気になる・・・)

(多分入院だから主人には帰ってもらおう)

私「ここまででいいです。子ども達のことをよろしくお願いいたします」

私「何かあれば、また連絡します」

主人「(ちょっとためらった様子で)ここでいいの?じゃあ、頑張って!」


病院の玄関ホールで
主人と別れました

ここから1人でお産との闘いが始まりです!!

荷物が山積みになったベビーカーを押しながら
産科外来まで急ぎ足で向かいます


陣痛が来たら
立ち止まって「フーフー」
呼吸を整えながら・・・



陣痛間隔は計っていませんでしたが
多分8分おきくらい
痛みが強く来るときもあれば、弱い時もありました


陣痛って痛い時は動けないし
しゃべれないくらい痛いですけど

痛くない時はいたって普段と変わりありません


産まれる直前くらいになると
さすがに動けないですが・・・
それまでは意外と普通に動けるんですよね

というか

普通に動いた方が
お産は進みます

痛いし、辛いですが
頑張ってあえて動くことも大切です

【午後2:30】

産科外来到着

(ここまで来たら安心だー)

産科外来の看護師さんがすぐさま声をかけてくださいました

私「お産で診察に来た山端です」

産科外来看護師「どうぞー。どうですか?強くなってきましたか?」

私「うーん。強い時もありますが、弱い時もあります。家を出てくるとき、出血がありました」

産科外来看護師「出血があったんですねー。少々お待ちください」


【午後2:40】

診察に呼ばれる

すぐさま内診台に乗り
産科医師の診察を受ける

産科医師「4㎝開いてるー。出血も結構あるねー。じゃあ入院ね」

私「(4㎝開いてたかーーいい感じ♪)はーい!」

子宮の入口は
赤ちゃんが産まれる時には
10㎝まで開きます

経産婦で4㎝まで開いていたら
これからお産に加速がついてくる状態
と判断されます

・陣痛がしっかりついてきて
・赤ちゃんの向きもスムーズであったら

(↑ここがポイント!!)

1時間もしないうちに
”スルッ”とお産になる方もいらっしゃいます

【午後2:45】

入院決定


【午後2:50】

産科外来看護師さんと共に
産科病棟に向かう

産科外来看護師「荷物持ちますねー。ご主人さんは?産まれたら5分くらい面会できますけれど?」

私「主人は帰ってもらいました。面会はいいかなー。上の子達もいるし・・・」

産科外来看護師「分かりました。伝えておきますねー」

と話ながら、病院内エレベータを使って
産科病棟のあるフロアまで向かいます

その時
エレベータの表示に
関係者以外立ち入り禁止のフロアがあることを発見

(コロナ感染患者の専用フロアかな・・・?)

など考えながら病棟に向かう


【午後2:55】

産科病棟到着

産科外来看護師さんとお別れをする


今回はここまでにさせていただきます

次回は”産科入院~入院後”の内容を
投稿させていただきます
次の記事はこちらから↓

このような方はお力になれると思います

 ▼   ▼

リボンこれから結婚・妊娠を考えている方

リボン結婚をすると決めたが、夫や義両親との生活に不安を感じている方

リボン現在妊娠中で妊娠に不安を抱えている方

リボン妊娠中の育児品や出産用品は、何を用意すれば良いか分からない方

リボン母乳育児に関して、相談する人がいない方

リボン出産が近づき出産への不安がある方

リボン産後の新生児のお世話の方法や準備するものが分からない方

リボン乳幼児の育児で分からないことがある方

 

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【山端 ときえ プロフィール】

1987年産まれ、静岡県磐田市出身。

看護学校の時、小児看護担当の先生から、「助産師になってみない?」と進められる。
看護学校では出産の見学ができず、「出産も知らないのに・・・」と助産師になろうか悩むが、助産師は妊娠・出産・産後だけでなく、『女性の一生をサポートする職業』ということを知り感銘をうけ、助産師学校を目指すようになる。

助産師学校を卒業後は、総合病院の産科・小児科の助産師として4年間勤める。
主に、分娩介助(赤ちゃんを取り上げるお手伝い)・新生児のお世話・産後のママのお世話・母乳育児の相談・妊婦健診・両親学級の実施を経験。
その間、赤ちゃんを取り上げた人数約90名。お産に付き添った件数約500回。お世話させていただいた新生児の人数約1000人。その他に母乳育児や産後の相談を受けた件数1000件以上。

結婚を機に退職、北海道に嫁ぐこととなる。
2015年4月 長女出産
2016年5月 次女出産
2018年3月 長男出産
2020年5月 次男出産
義両親と3世帯同居の中、未知の土地で、4人の子育てを経験する。

4人目の妊娠・出産の際、コロナ禍で不安な日々を送り、孤独な出産を経験。
コロナ禍でも継続して安心安全な医療を提供してくれる医療従事者の方への『感謝』の思いと同時に、病院で出産するママ達へのサポートが手薄であることも実感した。

待ちに待った赤ちゃんとの生活のはずなのに、産後に新生児のお世話や母乳育児で悩んで、泣いているママの多さに疑問を抱いた。
”妊娠””出産”は一生続く子育てのスタートライン。
もっとハッピーなスタートを切ってもいいのではないか?ハッピーな子育ては、妊娠中から今後の子育てを見据える”マタニティマインド”作りから始まる。
そういった思いで、助産師として、また4人の子育ての経験も生かし、ハッピーマタニティ相談室開所を決意する。

コロナ禍の中、小さな子たちを育てながら、自分にもできることを探し、
相談は、ZOOM・LINE電話、メールを使って行う完全自宅STYLE。

かつて助産師を目指した際、自分の思い描いた理想の『女性の一生をサポートする助産師』を目指して、日々活動している。

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