![ときえ](https://yamahata-tokie.com/wp-content/uploads/2021/01/無題18-0001-150x150.png)
北海道へ嫁ぎ
4人の子どもを育てながら、フリー助産師をしている
ハッピーマタニティ相談室 助産師 ときえ です
【コロナ禍で産んだ私】助産師目線で振り返る⑥
2020年5月8日
コロナ感染症の緊急事態宣言のさなか
私は第4子を出産しました
その体験を10回に分けて、投稿しています
助産師であり、4人の妊娠出産経験から
【なにを思って】
【なにを考えて】
【なにを判断基準にして】
【どう行動したか】
をなるべく細かく投稿していこうと思います
また
【コロナ禍の出産は、今までの出産となにが違ったか】
も投稿していきます
少しでもいいから
これから出産される方の力になれば嬉しいです
この記事は
◆これから出産する方
◆出産に不安を抱えている方
◆出産する場所に迷っている方
◆総合病院や周産期医療センターで出産を予定されている方
◆これから妊娠を考えている方
◆コロナ禍での出産がどういったものか知りたい方
![](https://yamahata-tokie.com/wp-content/uploads/2021/01/3916374_s-2.jpg)
今回は
【コロナ禍で産んだ私】助産師目線で振り返る
シリーズ6回目
【夕食~夕食後陣痛が強まってくる】まで
投稿させていただきます
前回の記事はこちらから↓
まだ初回の記事を読んでおられない方はこちらから↓
【午後5:00】
・陣痛間隔3~4分
・腰全体が痛む
・痛みが強い時と弱い時が交互にくる
(痛み変わらないなー早く産みたい・・・)
(もう5時かー。日勤帯が終わる)
(夜間は助産師さんの人出が少なくなるから、あんまりナースコールも押せないなー)
そんなことを考えながら
30分おきにトイレに向かい
座ったりベッドに横になったりして過ごしました
出産近くなったら
動くのもツラいですし
トイレに行きたくないと思われると思いますが
トイレはこまめに行っておいた方がいいです!
![](https://yamahata-tokie.com/wp-content/uploads/2021/01/1969217_s.jpg)
出産の時こまめにトイレに行っておいた方がいい理由は
・膀胱に尿が溜まっていると赤ちゃんが下がりにくいため
・産後2時間は動けないため
→産後尿が溜まっていたら、子宮の戻りが悪くなり、出血リスクが高まるため、管で尿を採らないといけなくなります・・・涙
・動くことでお産が進みやすくなるため
痛くて動きたくはないのですが
痛みが無い時を狙って
積極的に動いていくことが大切です!
【午後6:00】
夕食が運ばれてくる
メニュー
・山盛りごはん
・おひたし
・おでん?みたいな煮物
・味噌汁
・ヤクルト
普通の病院食という感じです
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20201206/08/heiseikinoko225/2d/9d/j/o0640064014862178459.jpg)
ただ産科は、母乳栄養のため
カロリーが普通より多めに設定されています
そのため
ごはんは山盛りです(笑)
(煮物かー)
(精を付けるためにお肉がよかったなー)
痛みはありますが
食事はしっかり摂る必要があります
お産の時に積極的に摂った方がいいものは
ごはん!!
です
ごはんは炭水化物ですので
すぐにエネルギーになりやすい!
子宮は筋肉の塊です
子宮が何度も何度も収縮するには
たくさんのエネルギーが必要です!
全部食べれなくてもいいので
とりあえず
ごはん
だけでも
頑張って食べましょう!!
ごはんも食べれない状態なら
ジュースやチョコレートなど
でもいいです
とりあえず食べて
エネルギー補給!!
安産の秘訣です!!
陣痛(アクセル)は
エネルギー(ガソリン)が無いと
かかりませんから!
![](https://yamahata-tokie.com/wp-content/uploads/2021/01/791332_s.jpg)
陣痛が弱いとは言え
3~4分間隔に
しゃべれなくなるくらい
の陣痛が来ているので
食べ物は絶対残さない!
がモットーの私でも
8割しか食べられませんでした
(量的には十分食べているんですが・・・)
【午後6:40】
(暗くなってきたな・・・長い夜になりそう)
(痛くなってきたし、横になっておこう)
夕食を食べていたら
座っていることがツラくなってきたので
横になることにしました
【午後7:00】
・陣痛間隔3~4分
・腰全体が痛む
・痛みが食事前より強くなってくる
・痛みが強い時と弱い時が交互にくる
助産師「あっという間に4人目だねー!!」
「どう?ごはん食べれたー?陣痛は?」
夜勤の担当助産師さんが
元気よく入室して
食事の摂取状況と陣痛の具合を
聞いてくださいました
私「(笑)今回も、お世話になります」
「うーん。強くなってる気がしますが、陣痛が弱い時もあるので・・・」
5年の間に4人
この病院で出産しているので
ベテラン助産師さんには顔が知られています (笑)
手早く
・血圧測定
・体温測定
・赤ちゃんの心音を聞く
をして
足早に去っていかれました・・・
![](https://yamahata-tokie.com/wp-content/uploads/2021/01/4265760_s.jpg)
(夜勤の助産師は忙しいからなー)
(他にも産婦さんがいるだろうし・・・)
(痛いし、少し寂しいな・・・)
自然なお産は、夜間に集中します
夜勤は人手が少ないだけでなく
お産も多いので、どうしても忙しくなります
どうしても、部屋に来てくれることも少なくなります
大きなLDR室で
時計とにらめっこしながら
陣痛が何分間隔かを見て
ひたすらに
「フーフー」と
息を吐くことに集中して
ただただ陣痛が無くなるまで耐え
痛みが治まったら
また3分後に陣痛が来るのを
ソワソワしながら待ちます
![](https://yamahata-tokie.com/wp-content/uploads/2021/01/3996068_s.jpg)
陣痛の痛みは
出産すれば治まりますが
【いつ出産になるか】
は誰にも分かりません
医者や助産師にも分かりません
(大体の予測はできますが・・・)
一人で
いつ終わるか分からない
何度も何度も来る痛みに
耐え続けることが
精神的にツラくなってきます
これは何度出産しようが
私が助産師だったとか
関係ありません
ただただ早く産まれてほしい
そう思いながら時を過ごします
次回は”孤独・陣痛との闘い”
をお話させていただきます
次の記事はこちらから↓
このような方はお力になれると思います
▼ ▼
これから結婚・妊娠を考えている方
結婚をすると決めたが、夫や義両親との生活に不安を感じている方
現在妊娠中で妊娠に不安を抱えている方
妊娠中の育児品や出産用品は、何を用意すれば良いか分からない方
母乳育児に関して、相談する人がいない方
出産が近づき出産への不安がある方
産後の新生児のお世話の方法や準備するものが分からない方
乳幼児の育児で分からないことがある方
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1987年産まれ、静岡県磐田市出身。
看護学校の時、小児看護担当の先生から、「助産師になってみない?」と進められる。
看護学校では出産の見学ができず、「出産も知らないのに・・・」と助産師になろうか悩むが、助産師は妊娠・出産・産後だけでなく、『女性の一生をサポートする職業』ということを知り感銘をうけ、助産師学校を目指すようになる。
助産師学校を卒業後は、総合病院の産科・小児科の助産師として4年間勤める。
主に、分娩介助(赤ちゃんを取り上げるお手伝い)・新生児のお世話・産後のママのお世話・母乳育児の相談・妊婦健診・両親学級の実施を経験。
その間、赤ちゃんを取り上げた人数約90名。お産に付き添った件数約500回。お世話させていただいた新生児の人数約1000人。その他に母乳育児や産後の相談を受けた件数1000件以上。
結婚を機に退職、北海道に嫁ぐこととなる。
2015年4月 長女出産
2016年5月 次女出産
2018年3月 長男出産
2020年5月 次男出産
義両親と3世帯同居の中、未知の土地で、4人の子育てを経験する。
4人目の妊娠・出産の際、コロナ禍で不安な日々を送り、孤独な出産を経験。
コロナ禍でも継続して安心安全な医療を提供してくれる医療従事者の方への『感謝』の思いと同時に、病院で出産するママ達へのサポートが手薄であることも実感した。
待ちに待った赤ちゃんとの生活のはずなのに、産後に新生児のお世話や母乳育児で悩んで、泣いているママの多さに疑問を抱いた。
”妊娠””出産”は一生続く子育てのスタートライン。
もっとハッピーなスタートを切ってもいいのではないか?ハッピーな子育ては、妊娠中から今後の子育てを見据える”マタニティマインド”作りから始まる。
そういった思いで、助産師として、また4人の子育ての経験も生かし、ハッピーマタニティ相談室開所を決意する。
コロナ禍の中、小さな子たちを育てながら、自分にもできることを探し、
相談は、ZOOM・LINE電話、メールを使って行う完全自宅STYLE。
かつて助産師を目指した際、自分の思い描いた理想の『女性の一生をサポートする助産師』を目指して、日々活動している。
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