義両親を立てる理由
社会に出ると
「目上に従う」
ことを学びますよね
学生の時でも、部活などをしていれば
特にそういうことを学びます
上司、先生、先輩‥‥といった目上の言うことを
素直に聞いて過ごすわけです
ただし、ほとんどの場合
ひたすら「はい」と言って頑張れるのは、最初のうちだけ
そのうち
「必要以上に指示されないようにする」
「自分で考えてやる」
「言われなくても期待にこたえる」
とやっていかないと、目上に喜ばれません
つまり、だんだんと
目上の思いを汲める
ようにならなくてはいけないわけです
そう考えると、社会に出る前の段階で
目上の思いを汲む感覚がそもそもゼロだと
ものすごく苦労します
![](https://yamahata-tokie.com/wp-content/uploads/2021/03/4181115_s.jpg)
社会に出てから
〇目上の言うことを素直に聞けず自己主張したり
〇目上への愚痴や不満が当たり前になったり
〇目上の思いを汲まずに自分の感覚だけで頑張ってみたり
となります
結果
目上に嫌われ、会社や社会に貢献できず、自分も成長できない…
というオチになります(-_-;)
場合によっては、目上の思いを汲めない自分を棚に上げて
上司や会社を批判することにもなります
社会に出てから目上との関係で苦労する人の多くは
家庭生活の中で、目上を軽く扱っています
家庭生活での目上とは、祖父母、親、兄、姉、年上の親戚、などのことです
そういう目上に対して、
・口ごたえやケンカは当たり前
・何かをしてもらうのは当たり前
・相手にものを言わせないような不機嫌な態度をとるのは当たり前
といった具合です
目上の思いを汲む感覚はゼロです
![](https://yamahata-tokie.com/wp-content/uploads/2021/01/3805959_s.jpg)
親としては、子どもには社会で立派に頑張ってほしいですよね
であれば、家庭生活の中で
子どもが目上を尊敬できるように育てなくてはいけません
その方法の一つとしては、
「お兄ちゃんなんだから貸してあげなさい」
みたいに言わないことです
たとえば、お兄ちゃんのオモチャを弟が欲しがる
そんな時、弟がダダをこねているのを
静かにさせたい親の気持ちも分かります
かといって、
「弟に貸してあげなさい」
は間違いです
お兄ちゃんとしては
自分のオモチャで遊んでいるだけです
それをどうして、命令されて貸してあげなくてはいけないのでしょうか
そういうやり方で
お兄ちゃんの思いやりの心を育てようとしているなら
逆効果です
お兄ちゃんとしては
親や弟に対する不満を大きくするだけです
このようなケースでは
目上のものを欲しがる弟を注意したほうが、兄弟のためになります
自分に置き換えれば簡単な話ですよね
自分のスマホをいじっていたら、誰かが「貸して」と言ってきた
断ったら他の人に「貸してあげなさい」と言われた
「は?」ってなりますよね
![](https://yamahata-tokie.com/wp-content/uploads/2021/01/528614-1024x501.jpg)
子供も同じです
もし、今のようなケースが当たり前になっていると
弟は社会に出てから苦労します
目上のものを平気で欲しがる
親もそれを許容する
そこから始まり、親にもわがままを通し
保育園(幼稚園)や学校でもわがままを通すようになります
その延長で、社会で苦労します
こういう子のことを一般的に「協調性がない」と言ったりもしますが
協調性のなさの根っ子は、目上を軽く扱うところからきています
ですから、協調性のない人は総じて目上を軽く扱っています
逆にいうと、協調性のない子をなんとかしたい時は
〇親自身が目上の思いを汲む
〇目上・目下の順序をつけた環境の中で子どもを育てる
ようにすれば、子どもはまともになっていきます
言うほど簡単ではありませんが、親自身が徹底すれば
子どももあとに続いていきます
![](https://yamahata-tokie.com/wp-content/uploads/2021/01/1573174_s.jpg)
私自身が心がけていることは
”義両親を立てること”
です
義両親は家庭という名の小さな組織のトップ
親が目上を立てる
当たり前なことを当たり前なこととして
子どもに伝えていく
これが大切なんだと思います
(実際立てれているかは別ですが💦)
「子どもが社会で苦労しなくて済むように、家庭の中で目上・目下の順序を徹底する」
ぜひ、心に置いていただければと思います
このような方はお力になれると思います
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1987年産まれ、静岡県磐田市出身。
看護学校の時、小児看護担当の先生から、「助産師になってみない?」と勧められる。
看護学校では出産の見学ができず、「出産も知らないのに・・・」と助産師になろうか悩むが、助産師は妊娠・出産・産後だけでなく、『女性の一生をサポートする職業』ということを知り感銘をうけ、助産師学校を目指すようになる。
助産師学校を卒業後は、総合病院の産科・小児科の助産師として4年間勤める。
主に、分娩介助(赤ちゃんを取り上げるお手伝い)・新生児のお世話・産後のママのお世話・母乳育児の相談・妊婦健診・両親学級の実施を経験。
その間
赤ちゃんを取り上げた人数約90名。
お産に付き添った件数約500回。
お世話させていただいた新生児の人数約1000人。
その他に母乳育児や産後の相談を受けた件数1000件以上。
結婚を機に退職、北海道に嫁ぐこととなる。
2015年4月 長女出産
2016年5月 次女出産
2018年3月 長男出産
2020年5月 次男出産
義両親と3世帯同居の中、未知の土地で、4人の子育てを経験する。
4人目の妊娠・出産の際、コロナ禍で不安な日々を送り、孤独な出産を経験。
コロナ禍でも継続して安心安全な医療を提供してくれる医療従事者の方への『感謝』の思いと同時に、病院で出産するママ達へのサポートが手薄であることも実感した。
待ちに待った赤ちゃんとの生活のはずなのに、産後に新生児のお世話や母乳育児で悩んで、泣いているママの多さに疑問を抱いた。
”妊娠””出産”は一生続く子育てのスタートライン。
もっとハッピーなスタートを切ってもいいのではないか?
ハッピーな子育ては、妊娠中から今後の子育てを見据える”マタニティマインド”作りから♪
そういった思いで、助産師として、また4人の子育ての経験も生かし、ハッピーマタニティ相談室開所を決意する。
コロナ禍の中、小さな子たちを育てながら、自分にもできることを探し、
相談は、ZOOM・LINE電話、メールを使って行う完全自宅STYLE。
かつて助産師を目指した際、自分の思い描いた理想の『女性の一生をサポートする助産師』を目指して、日々活動している。
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