北海道へ嫁ぎ
4人の子どもを育てながら、フリー助産師をしている
ハッピーマタニティ相談室 助産師ときえです
産まれて初めての風邪から実感したこと
先日、第4子生後9ヶ月の次男が
産まれて初めて風邪をひきました
上の3人の子ども達が先に風邪に罹り
最後に4番目の末っ子もしっかりウツって
38.5度の熱と咳と鼻水の症状が出ました
産まれて初めての風邪は
子どもにとって人生で初めての苦しみです
自分に置き換えてみると
分かりやすいのですが
初めての困難って
辛い
苦しい
だけではなくって
自分がこの後どうなっちゃうんだろう・・・
という
先の見えない恐怖
も襲ってきませんか?
例えば
出産
辛いもの
苦しいもの
痛いもの
そんなイメージが強いと思います
いつ産まれるのか
この痛みからいつ解放されるのか?
この後もっと痛くなるのか?
ちゃんと元気に産まれてくるのか?
先の見えない恐怖・・・
分からないからこそ
痛みと共に
恐怖も一緒に襲ってきます・・・
第4子の次男にとっても
初めての苦しみに
戸惑いを見せていました
夜中に何度も起きて泣き
日中も母親の私にしっかりしがみついて
離れませんでした
子どもが熱を出して
苦しんでいる姿
それは
母親にとって
非常に心が痛みます
普段あんなに元気な子が、熱を出してぐったりしている
私のなにがいけなかったんだろう・・・
お風呂で湯冷めさせちゃったからかな・・・
お布団かけて寝てなかったからかな・・・
とりあえず自分を責めます
そして
心が痛むと同時に
子育てが一気に大変になります
お熱を測り
病院に連れていき
薬を貰い
普段より機嫌が圧倒的に悪い中
子どもを言い聞かせて
薬を飲ませます
赤ちゃんはピッタリ離れず
2歳のイヤイヤ期真っ最中の長男は泣きわめき
4歳と5歳の長女と次女は甘えたいのを我慢しながら
メソメソ泣いています
そんな状況に
私も風邪がウツり
心も身体もボロボロになります
私は腰が弱いので
子どもが風邪をひく度に
腰痛と下半身の関節痛に悩まされます
今回はシップと鎮痛剤でなんとかしのぎましたが
子育てをしていて思うのが
子どもが病気をしたとき
が一番大変だということです
普段は気張って頑張れている
子育ても
子どもが病気になると
心も身体も弱ってへとへとになります
弱っている子ども達をみて
涙が出てきて情けなくなったり
主人や両親に攻撃的になったり
そしてそんな自分に嫌気がさして
また気分が落ち込む・・・
負のループに陥ってしまいます
子どもが元気でいてくれることが
本当にありがたい♡
子育てをしていると
些細なことが
本当にありがたいこと
幸せなことなんだな
と心の底から思います(´ω`)
独身時代は
自分の幸せばかりを追求していました
美味しいものを食べ
行きたい場所に行き
好きな服を着て
好きなことをする
それが幸せだと感じていました
ですが
結婚して
出産して
子育てして
美味しいものを食べることもできない
行きたい場所にも行けない
服も子育てしやすい恰好
好きなことなんて1つもできない
独身時代に感じていた幸せと感じることを
全くすることができません
自由も無く
24時間息つく間も無い状態ですが
今が一番幸せ
幸せがドンドン更新されている
と本気で思います
子育ては本当に大変です
でもそれ以上に幸せなことなんです
自分の好きなことを優先させていた頃には
全く考えられなかった
幸せ♡
子育てをして
家族や子ども達が元気でいてくれる
それが本当の幸せなのだと
次男の初めての風邪を通して実感しました
このような方はお力になれると思います
▼ ▼
これから結婚・妊娠を考えている方
結婚をすると決めたが、夫や義両親との生活に不安を感じている方
現在妊娠中で妊娠に不安を抱えている方
妊娠中の育児品や出産用品は、何を用意すれば良いか分からない方
母乳育児に関して、相談する人がいない方
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1987年産まれ、静岡県磐田市出身。
看護学校の時、小児看護担当の先生から、「助産師になってみない?」と進められる。
看護学校では出産の見学ができず、「出産も知らないのに・・・」と助産師になろうか悩むが、助産師は妊娠・出産・産後だけでなく、『女性の一生をサポートする職業』ということを知り感銘をうけ、助産師学校を目指すようになる。
助産師学校を卒業後は、総合病院の産科・小児科の助産師として4年間勤める。
主に、分娩介助(赤ちゃんを取り上げるお手伝い)・新生児のお世話・産後のママのお世話・母乳育児の相談・妊婦健診・両親学級の実施を経験。
その間、赤ちゃんを取り上げた人数約90名。お産に付き添った件数約500回。お世話させていただいた新生児の人数約1000人。その他に母乳育児や産後の相談を受けた件数1000件以上。
結婚を機に退職、北海道に嫁ぐこととなる。
2015年4月 長女出産
2016年5月 次女出産
2018年3月 長男出産
2020年5月 次男出産
義両親と3世帯同居の中、未知の土地で、4人の子育てを経験する。
4人目の妊娠・出産の際、コロナ禍で不安な日々を送り、孤独な出産を経験。
コロナ禍でも継続して安心安全な医療を提供してくれる医療従事者の方への『感謝』の思いと同時に、病院で出産するママ達へのサポートが手薄であることも実感した。
待ちに待った赤ちゃんとの生活のはずなのに、産後に新生児のお世話や母乳育児で悩んで、泣いているママの多さに疑問を抱いた。
”妊娠””出産”は一生続く子育てのスタートライン。
もっとハッピーなスタートを切ってもいいのではないか?ハッピーな子育ては、妊娠中から今後の子育てを見据える”マタニティマインド”作りから始まる。
そういった思いで、助産師として、また4人の子育ての経験も生かし、ハッピーマタニティ相談室開所を決意する。
コロナ禍の中、小さな子たちを育てながら、自分にもできることを探し、
相談は、ZOOM・LINE電話、メールを使って行う完全自宅STYLE。
かつて助産師を目指した際、自分の思い描いた理想の『女性の一生をサポートする助産師』を目指して、日々活動している。
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