へその緒巻いてる?大丈夫?
最近こんなご質問を頂きました
「赤ちゃんがへその緒を巻いてしまっているけど大丈夫でしょうか?」
赤ちゃんの栄養と酸素を送っている
へその緒…
それが身体に巻き付いていると知ったら
ママは不安になりますよね💦
コレは臍帯巻絡と言って
赤ちゃんがお腹の中をくるくると回っている間に
自然とできてしまうもの
20~25%のママに起きるとも言われていますので
珍しいことではありません
妊娠中のエコーで見えることもあります
ですが…
妊娠中は特にできることは無いので
経過観察になります
ママの不安は大きくなりそうですが
臍帯巻絡が妊娠中に悪影響を及ぼすことって
ほとんどありません
臍帯はワルトン膠質と言って
プルンプルンのゼラチン状のバリアがあります
多少の圧迫にも耐えられるようになっているんですね☺
人間の身体ってホントスゴイ!!
臍帯巻絡で心配になるのは
出産の時
○陣痛のストレスで臍帯への血流が滞ることで一時的に心音が下がることがある
○臍帯巻絡によってへその緒が短くなり、なかなか降りてこれない
などのリスクが生じます
心音が下がって産まれるまでに
赤ちゃんがしんどくなりすぎる時は
帝王切開なども考慮されます
が…
臍帯巻絡があるから必ず帝王切開というワケではなく
お産が進んできて、何らかの理由で赤ちゃんがしんどそう…
帝王切開を選択した方が赤ちゃんとママが元気に産まれてこれるだろう
と判断される時に帝王切開が選択されます
私も臨床にいた頃は
臍帯巻絡をよく見かけました
臍帯巻絡は首や肩に多くみられます
たまに2回巻いていることも…( ゚Д゚)
巻絡があっても普通に産まれることが
ほとんどですので必要以上の心配は要りません☺
産まれた時に外せれるタイミングでハズすか
絡んだままそのまま出産に至ることもあります
臍帯巻絡で心配なのが
臍帯真結節と言って極まれですが
結び目ができること
これは胎児死亡などリスクが高くなる事例ですが
これに関しても
ママや医療者が妊娠中に対処できるものでありません
赤ちゃんが妊娠・出産に耐えらえない
と判断された時に
帝王切開の選択がされます
真結節ができているかはエコーでは分かりません
ママができることは
胎動が最近少ないな…
などの変化に気付くこと
そのような場合は
かかりつけの産科の方に相談してみましょう
また、赤ちゃんがのびのびできるように
広々とした子宮を作ることなどもできることかと思います
ストレスを溜めず、伸びをして姿勢を正し
赤ちゃんにとって居心地の良い子宮をイメージしてみましょう
そして不安が強い時は
赤ちゃんと対話してみることをオススメします
1人じゃないんだよと
赤ちゃんがちゃんと反応してくれますよ♡
このような方はお力になれると思います
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これから結婚・妊娠を考えている方
病院の妊婦健診では相談できないことがある方
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1987年産まれ、静岡県磐田市出身。
看護学校の時、小児看護担当の先生から、「助産師になってみない?」と勧められる。
看護学校では出産の見学ができず、「出産も知らないのに・・・」と助産師になろうか悩むが、助産師は妊娠・出産・産後だけでなく、『女性の一生をサポートする職業』ということを知り感銘をうけ、助産師学校を目指すようになる。
助産師学校を卒業後は、総合病院の産科・小児科の助産師として4年間勤める。
主に、分娩介助(赤ちゃんを取り上げるお手伝い)・新生児のお世話・産後のママのお世話・母乳育児の相談・妊婦健診・両親学級の実施を経験。
その間
赤ちゃんを取り上げた人数約90名。
お産に付き添った件数約500回。
お世話させていただいた新生児の人数約1000人。
その他に母乳育児や産後の相談を受けた件数1000件以上。
結婚を機に退職、北海道に嫁ぐこととなる。
2015年4月 長女出産
2016年5月 次女出産
2018年3月 長男出産
2020年5月 次男出産
義両親と3世帯同居の中、未知の土地で、4人の子育てを経験する。
4人目の妊娠・出産の際、コロナ禍で不安な日々を送り、孤独な出産を経験。
コロナ禍でも継続して安心安全な医療を提供してくれる医療従事者の方への『感謝』の思いと同時に、病院で出産するママ達へのサポートが手薄であることも実感した。
待ちに待った赤ちゃんとの生活のはずなのに、産後に新生児のお世話や母乳育児で悩んで、泣いているママの多さに疑問を抱いた。
”妊娠””出産”は一生続く子育てのスタートライン。
もっとハッピーなスタートを切ってもいいのではないか?
ハッピーな子育ては、妊娠中から今後の子育てを見据える”マタニティマインド”作りから♪
そういった思いで、助産師として、また4人の子育ての経験も生かし、ハッピーマタニティ相談室開所を決意する。
コロナ禍の中、小さな子たちを育てながら、自分にもできることを探し、
相談は、ZOOM・LINE電話、メールを使って行う完全自宅STYLE。
かつて助産師を目指した際、自分の思い描いた理想の『女性の一生をサポートする助産師』を目指して、日々活動している。
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