【コロナ禍で産んだ私】助産師目線で振り返る⑦

◆コロナ禍【出産体験談】
ときえ
ときえ

北海道へ嫁ぎ

4人の子どもを育てながら、フリー助産師をしている

ハッピーマタニティ相談室 助産師 ときえ です

【コロナ禍で産んだ私】助産師目線で振り返る⑦

2020年5月8日

コロナ感染症の緊急事態宣言のさなか
私は第4子を出産しました

その体験を10回に分けて、投稿しています

助産師であり、4人の妊娠出産経験から

【なにを思って】
【なにを考えて】
【なにを判断基準にして】
【どう行動したか】


をなるべく細かく投稿していこうと思います

また
【コロナ禍の出産は、今までの出産となにが違ったか】
も投稿していきます


少しでもいいから
これから出産される方の力になれば嬉しいです

この記事は

◆これから出産する方
◆出産に不安を抱えている方
◆出産する場所に迷っている方
◆総合病院や周産期医療センターで出産を予定されている方
◆これから妊娠を考えている方
◆コロナ禍での出産がどういったものか知りたい方

は参考にしていただけるかと思います

今回は
【コロナ禍で産んだ私】助産師目線で振り返る
シリーズ7回目


【孤独・陣痛との闘い】
を投稿させていただきます

前回の記事はこちらから↓

まだ初回の記事を読んでおられない方はこちらの記事からご覧ください↓

【午後8:00】

・陣痛間隔2~3分
・腰~尾骨あたりが痛い
・痛みが強い時は、ベッド柵を掴んで痛みに耐える
・痛みに波があり、2回に1回は弱い陣痛
・トイレの度に生理3日目くらいの出血があり

(結構出血が増えてきた・・・)

(助産師さんは腰さすってくれないよね・・・)

(やっぱり、主人が立ち会っておしり押さえてくれていたら楽だったのに・・・涙)

(かなり痛い・・・少しくらい進んでないかな・・・)

30分おきのトイレの度に
ナプキンに付いている出血の量も増え
陣痛の痛みも徐々に強くなってきました

助産師さん来室

助産師「どう?進んでそう?」

(・・・)

(助産師さん・・・私にばかり聞かないで、もう少しお腹触ったり、一緒に付き添って陣痛間隔計ったりしてよ!!)

痛みが強くなってきて
申し訳ないことに
助産師さんに攻撃的な感情を抱いてしまいました・・

私「・・・強くなってきています。弱い時もあるけど、出血が増えてきました」

助産師「そう!じゃあ内診してみるねー」

私「お願いします!」

(どれくらい進んでるかなーー全開(10㎝)まで開いてたら幸せ・・・)

内診

・子宮口6㎝
・出血増えてきている
・赤ちゃんがまだ下がっていない


助産師「今6㎝かなー。まだ赤ちゃんが下がってないねー」
    「赤ちゃん心音聞いていくね。」
    「おしりまで痛みが来てたら教えてねー」

と言われて足早に退室していきました

(噓ーーー!!まだ6㎝か・・・昼から2㎝しか開いてないよ 涙)

(陣痛が弱いからだな・・・)

(下手したら明日になってしまう・・・)

(マスクもツラくなってきた・・・)

(おしり誰かに押さえてほしい・・・涙)

痛みが強くなってツラいのに
思ったようにお産が進んでいないと
精神的にダメージを受けます

しかも
コロナの影響で立ち合いも面会もできません

医療従事者の方も、消毒や雑務が増え
きっと普段よりも忙しい状況にあるのだと思います

コロナ感染症の最前線で命がけで戦ってくださっている
医療従事者の方には感謝しかありません

助産師さんにも
ずっと付き添って欲しいとまでは言いません


ですが

出産の間、本当に一人です

本来なら一緒に戦ってくれる
主人や両親や家族がいて
命の誕生を共に喜び、分かち合うのに
・・・


孤独にただただ陣痛に耐える時間

そして

もし赤ちゃんや自分に何かあったときに
自分ひとりしかいないという不安


1人でお産に臨むということは
4回のお産の中で断トツに
一番ツラかったです

【午後8:45】

トイレに行った際
ドロッとした出血が多いことが気になる

生理2日目くらい・・・

ベッドに横になると
更にドロッと出血があり

(破水?ナースコール押そうかな?忙しいだろうな)

(でも破水だったら見てもらった方がいいから押そう・・・)



ナースコールを押す

私「何か出た気がします・・・」

忙しそうに助産師来室

助産師「ちょっと内診してみましょう」

・子宮口6㎝
・赤ちゃんまだ下がっていない
・出血が多め


助産師「破水じゃないよ。進んできてるけど、もう少しかかるかなー」

(・・・そっか)

(破水したら早いのに・・・)

私「・・・マスクはしたままじゃないとダメですよね?」

助産師「(苦笑)・・・」

(マスク外しちゃダメなのね・・・)

助産師さん足早に退室

隣のLDR室でうなり声が聞こえる・・・

(隣でお産か・・・だから忙しそうだったのか)



今回はここまでに致します

次回は”陣痛Max~出産直前まで”
をお話させていただきます
次の記事はこちらから↓

このような方はお力になれると思います

 ▼   ▼

リボンこれから結婚・妊娠を考えている方

リボン結婚をすると決めたが、夫や義両親との生活に不安を感じている方

リボン現在妊娠中で妊娠に不安を抱えている方

リボン妊娠中の育児品や出産用品は、何を用意すれば良いか分からない方

リボン母乳育児に関して、相談する人がいない方

リボン出産が近づき出産への不安がある方

リボン産後の新生児のお世話の方法や準備するものが分からない方

リボン乳幼児の育児で分からないことがある方

 

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【山端 ときえ プロフィール】

1987年産まれ、静岡県磐田市出身。

看護学校の時、小児看護担当の先生から、「助産師になってみない?」と進められる。
看護学校では出産の見学ができず、「出産も知らないのに・・・」と助産師になろうか悩むが、助産師は妊娠・出産・産後だけでなく、『女性の一生をサポートする職業』ということを知り感銘をうけ、助産師学校を目指すようになる。

助産師学校を卒業後は、総合病院の産科・小児科の助産師として4年間勤める。
主に、分娩介助(赤ちゃんを取り上げるお手伝い)・新生児のお世話・産後のママのお世話・母乳育児の相談・妊婦健診・両親学級の実施を経験。
その間、赤ちゃんを取り上げた人数約90名。お産に付き添った件数約500回。お世話させていただいた新生児の人数約1000人。その他に母乳育児や産後の相談を受けた件数1000件以上。

結婚を機に退職、北海道に嫁ぐこととなる。
2015年4月 長女出産
2016年5月 次女出産
2018年3月 長男出産
2020年5月 次男出産
義両親と3世帯同居の中、未知の土地で、4人の子育てを経験する。

4人目の妊娠・出産の際、コロナ禍で不安な日々を送り、孤独な出産を経験。
コロナ禍でも継続して安心安全な医療を提供してくれる医療従事者の方への『感謝』の思いと同時に、病院で出産するママ達へのサポートが手薄であることも実感した。

待ちに待った赤ちゃんとの生活のはずなのに、産後に新生児のお世話や母乳育児で悩んで、泣いているママの多さに疑問を抱いた。
”妊娠””出産”は一生続く子育てのスタートライン。
もっとハッピーなスタートを切ってもいいのではないか?ハッピーな子育ては、妊娠中から今後の子育てを見据える”マタニティマインド”作りから始まる。
そういった思いで、助産師として、また4人の子育ての経験も生かし、ハッピーマタニティ相談室開所を決意する。

コロナ禍の中、小さな子たちを育てながら、自分にもできることを探し、
相談は、ZOOM・LINE電話、メールを使って行う完全自宅STYLE。

かつて助産師を目指した際、自分の思い描いた理想の『女性の一生をサポートする助産師』を目指して、日々活動している。

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