母乳で虫歯になるの?
授乳をしているママから
こんな質問を受けたことがありました
”母乳で虫歯になるの?”
その時私は
母乳で虫歯になるということを初めて聞いたので
知らべてみました
結果
答えはNO
母乳やミルクの中には
【乳糖】
という甘味成分が含まれています
確かに乳糖は虫歯の原因になる
酸のもとにはなるんですが
乳糖単体では虫歯の原因になる酸は作られません
【乳糖+虫歯菌=酸(歯を溶かす原因)】
なんです
そもそも虫歯菌が無ければ
酸は作られないんですね
また、母乳はラクトフェリンという免疫物質が含まれていて
母乳は酸を作る乳糖が入ってはいるけど
虫歯にはなりにくい(^▽^)
母乳やミルク単品では
虫歯の原因とはならないんです
だから虫歯にならないようにするためには
まず親の虫歯菌を赤ちゃんに移さないようにする事が大事
虫歯菌は歯が生えだした頃から
2歳くらいまでの乳歯が生えて揃うまでくらいに移ることが多いので
その時期の
○親子のスプーンや食器の共有
○チュウなどのスキンシップを控える
ということがポイントです
最近歯医者さんに言われたのが
虫歯を予防するには
歯磨きやフッ素より
食習慣を整えることの方が大事
○甘いお菓子やジュースのダラダラ食べを避けること
○噛むこと
特にジュースはダメらしいです
ジュース→甘い&噛まない
から💦
噛むことで唾液が出て
食べかすを洗い流し、歯を溶かす酸を薄めるそう
というワケで
母乳をあげているから
虫歯になりやすい
というかは
母乳以外の生活習慣を整えることの方が大事
だと思います
○おやつをダラダラあげない
○ジュースをあげない
○チュウしない
○スプーンや箸などの食器を共有しない
○歯が生えたら歯磨きする
ちなみに
知人であまり歯磨きをしない上におやつも食べるのに
虫歯が全くない方がいます
その方は乳児の時から今まで
食器の共有が徹底的に無かった方でした
親の虫歯菌を赤ちゃんに移さないように
妊娠中期のうちに歯科受診をして
虫歯を治療しておくことが
赤ちゃんに虫歯を移さないためにも
とっても大事だということですね♡
このような方はお力になれると思います
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1987年産まれ、静岡県磐田市出身。
看護学校の時、小児看護担当の先生から、「助産師になってみない?」と勧められる。
看護学校では出産の見学ができず、「出産も知らないのに・・・」と助産師になろうか悩むが、助産師は妊娠・出産・産後だけでなく、『女性の一生をサポートする職業』ということを知り感銘をうけ、助産師学校を目指すようになる。
助産師学校を卒業後は、総合病院の産科・小児科の助産師として4年間勤める。
主に、分娩介助(赤ちゃんを取り上げるお手伝い)・新生児のお世話・産後のママのお世話・母乳育児の相談・妊婦健診・両親学級の実施を経験。
その間
赤ちゃんを取り上げた人数約90名。
お産に付き添った件数約500回。
お世話させていただいた新生児の人数約1000人。
その他に母乳育児や産後の相談を受けた件数1000件以上。
結婚を機に退職、北海道に嫁ぐこととなる。
2015年4月 長女出産
2016年5月 次女出産
2018年3月 長男出産
2020年5月 次男出産
義両親と3世帯同居の中、未知の土地で、4人の子育てを経験する。
4人目の妊娠・出産の際、コロナ禍で不安な日々を送り、孤独な出産を経験。
コロナ禍でも継続して安心安全な医療を提供してくれる医療従事者の方への『感謝』の思いと同時に、病院で出産するママ達へのサポートが手薄であることも実感した。
待ちに待った赤ちゃんとの生活のはずなのに、産後に新生児のお世話や母乳育児で悩んで、泣いているママの多さに疑問を抱いた。
”妊娠””出産”は一生続く子育てのスタートライン。
もっとハッピーなスタートを切ってもいいのではないか?
ハッピーな子育ては、妊娠中から今後の子育てを見据える”マタニティマインド”作りから♪
そういった思いで、助産師として、また4人の子育ての経験も生かし、ハッピーマタニティ相談室開所を決意する。
コロナ禍の中、小さな子たちを育てながら、自分にもできることを探し、
相談は、ZOOM・LINE電話、メールを使って行う完全自宅STYLE。
かつて助産師を目指した際、自分の思い描いた理想の『女性の一生をサポートする助産師』を目指して、日々活動している。
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