北海道に嫁ぎ
6歳・5歳・3歳・0歳の4人の子育てをしながら
オンラインでフリー助産師をしている
ハッピーマタニティ相談室
助産師ときえです
妊娠中のママに寄り添い
産後のママをサポートし
子育てママを応援する助産師ママ
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母乳育児の理想と現実
○出産した後は少しは休めるでしょ~
○母乳は出産したら勝手にドバドバ出るし
○おっぱいくわえさせたら、勝手に吸ってくれる!
…そんなふうに思っていませんか?
実は全く違うんです!!
○出産した後は少しは休めるでしょ~
→出産した後から子育てのスタートです
”母乳育児”を推進している病院がほとんど
母乳育児は頻回授乳が大切なので
産後から母児同室で子育てと授乳が始まっていきます
母児と別室の場合も頻回授乳は変わりません
昼夜問わず、最低でも3時間おきに授乳をします
○母乳は出産したら勝手にドバドバ出る
→確かに出産しないと出るようになりませんが、それだけではありません
”赤ちゃんに吸われること”(もしくは搾乳)で
おっぱいに刺激を与えないと出るようにはならないんです
○おっぱいくわえさせたら、勝手に吸ってくれる!
→赤ちゃんは産まれながらにして、おっぱいを吸うために必要な2つの能力を
持ってきます
”吸う能力”はありますが、本当に上手に吸えているかは別物
妊娠したママの93%以上が母乳育児をしたいと願っています
でも産後母乳育児がスムーズにできているかというと
実際そういう場面ばかりではありません
産後、母乳育児で悩み
病院退院後に母乳や育児で悩んでも
「どこに相談すればいいの?」
となって路頭に迷うママがたくさんいらっしゃいます
産後もフォローがある病院や母乳外来がある病院
助産院で出産されたママは大丈夫かもしれません
でもそんなところばかりではないんです💦
産後に母乳育児で悩んで涙をするママをたくさん見てきました
あるママのお話です
地域で最も大きな周産期医療センターで出産されました
4人目にして2回目の帝王切開
そのママは無事に元気な赤ちゃんを出産し
産後1日目にはベッドを下りて
トイレに行ったり身の回りのことをしたりして回復も順調でした
そこで、4人目だし
帝王切開だけど母児同室できるでしょう
ということになり
産後1日目から母児同室を始めたんです
ですが、そのママは一晩中おっぱいを吸わせ続け
産後2日目の朝には
乳頭から出血して痛みで授乳ができない状態になり
涙を流してしまいました…
その涙の原因はなにか?
それは
①授乳のやり方が間違っていた
②授乳に対する知識が足りなかった
③助産師のサポートが受けられなかった
ということです
①授乳のやり方が間違っていた
乳頭に傷や痛み・出血ができてしまうということは
明らかに授乳姿勢や赤ちゃんにくわえさせるやり方が間違っています
②授乳に対する知識が足りなかった
正しい授乳をしていれば、基本的には”痛みは伴わない”はず
痛みを伴なった時点で、なにかしらのやり方が間違っている可能性があるため
姿勢を正したり、一回外してくわえ直す必要があります
”授乳に痛みは伴わない”という基本知識が無いと
痛みを伴っているのが”おかしい”って気づけないですよね
③助産師のサポートが受けられなかった
病院の助産師さんは夜間でもお産を取り上げたり
緊急の患者さんの対応をしています
医療現場は常に人手不足の状態…
でもその中でも、授乳の指導をすることも助産師の仕事になります
「痛いから一回授乳を見て下さい!やり方を教えて下さい!」
と助けを求めることができることが大切です
また、このママさんは帝王切開1日目でした
帝王切開の傷の痛みが原因で上手く授乳できなかったことも十分に考えられます
”ツラい””授乳できない”と思ったら
赤ちゃんをいったん預けることも選択肢としてはあったのではないかな?
と思います
そのママは結局
乳頭保護器を使って授乳を試しましたが
すでに出血している状態でしたので、痛みと出血は消えず
結局吸わせることをお休みして
搾乳とミルクで授乳をする事になりました
そして搾乳とミルクのまま退院し
家に帰ってからは上の子3人の子育てに新生児のお世話も加わり
搾乳の時間を取ることが難しくなっていきました
産後母乳育児で相談することもできず
最終的には母乳もほとんど出なくなり、完全ミルクになりました
このママさんのお話を聞かせて頂いて
胸が苦しくて涙が出ました…
きっと
帝王切開の傷も癒えない産後1日目から
「赤ちゃんが泣いてる…」
「おっぱいをあげなきゃ…」
そう思って
帝王切開の傷の痛みや後陣痛・乳頭の痛みに耐え
一晩中おっぱいを吸わせ続けたんだと思います…
ママが赤ちゃんを想う愛情がそうさせた…
同じママとして胸が苦しくなります…
○母乳育児への正しい知識があれば
○助けを求める勇気があれば
そんなことにはならなかった…
子育ては産後すぐから始まっていきます
今や母乳育児がいいことは周知の事実
どこの産院でも
母乳育児!
母児同室!
頻回授乳!
です
でも母児同室・頻回授乳と言いながら
助産師の授乳や子育てのサポートを十分に受けられないまま
産んだばかりのママに赤ちゃんを預けるだけのところもあります
それでは母乳育児が叶っていくことは難しいと思います
妊娠・出産・子育ては繋がっています
妊娠した時点でママへの階段を上り始めています
産まれてからでもいいんじゃない?
そういうママもいらっしゃると思います
妊娠中~出産にかけては
なにかあればかかりつけの産科に頼れますが
退院したらそこでフォローが切れる…
切れなかったとしても産後1ヶ月健診が終われば産科は卒業
その後はママを継続的に支えてくれる先はありません
出産・子育てをイメージすることは大切
妊娠中から子育てのために本当にできことをする
これが重要なのだと思います
そんなわけで
母乳育児の理想と現実
というお話をさせて頂きました
YouTubeでも妊娠中から知っておくと安心♡な母乳育児のことをお話しています
関連記事はこちら↓
このような方はお力になれると思います
▼ ▼
これから結婚・妊娠を考えている方
病院の妊婦健診では相談できないことがある方
ちょっとしたことを気軽に相談できる人がいない方
里帰り出産できない方
自粛生活で不安とストレスが大きい方
妊娠中の身体の変化や心の変化についていけない方
ワンオペ育児が不安な方
出産が怖い方
産後の子育てが不安な方
本当にママになれるか不安な方
妊娠中の育児品や出産用品は、なにを用意すれば良いか分からない方
母乳育児に関して、相談する人がいない方
産後の新生児のお世話の方法や準備するものが分からない方
乳幼児の育児で分からないことがある方
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1987年産まれ、静岡県磐田市出身。
看護学校の時、小児看護担当の先生から、「助産師になってみない?」と勧められる。
看護学校では出産の見学ができず、「出産も知らないのに・・・」と助産師になろうか悩むが、助産師は妊娠・出産・産後だけでなく、『女性の一生をサポートする職業』ということを知り感銘をうけ、助産師学校を目指すようになる。
助産師学校を卒業後は、総合病院の産科・小児科の助産師として4年間勤める。
主に、分娩介助(赤ちゃんを取り上げるお手伝い)・新生児のお世話・産後のママのお世話・母乳育児の相談・妊婦健診・両親学級の実施を経験。
その間
赤ちゃんを取り上げた人数約90名。
お産に付き添った件数約500回。
お世話させていただいた新生児の人数約1000人。
その他に母乳育児や産後の相談を受けた件数1000件以上。
結婚を機に退職、北海道に嫁ぐこととなる。
2015年4月 長女出産
2016年5月 次女出産
2018年3月 長男出産
2020年5月 次男出産
義両親と3世帯同居の中、未知の土地で、4人の子育てを経験する。
4人目の妊娠・出産の際、コロナ禍で不安な日々を送り、孤独な出産を経験。
コロナ禍でも継続して安心安全な医療を提供してくれる医療従事者の方への『感謝』の思いと同時に、病院で出産するママ達へのサポートが手薄であることも実感した。
待ちに待った赤ちゃんとの生活のはずなのに、産後に新生児のお世話や母乳育児で悩んで、泣いているママの多さに疑問を抱いた。
”妊娠””出産”は一生続く子育てのスタートライン。
もっとハッピーなスタートを切ってもいいのではないか?
ハッピーな子育ては、妊娠中から今後の子育てを見据える”マタニティマインド”作りから♪
そういった思いで、助産師として、また4人の子育ての経験も生かし、ハッピーマタニティ相談室開所を決意する。
コロナ禍の中、小さな子たちを育てながら、自分にもできることを探し、
相談は、ZOOM・LINE電話、メールを使って行う完全自宅STYLE。
かつて助産師を目指した際、自分の思い描いた理想の『女性の一生をサポートする助産師』を目指して、日々活動している。
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