産む場所が選べない北海道の現実
先日、”北海道にmy助産師制度を”のオンライン勉強会があり
北海道のお産の現状について勉強させていただく機会がありました。
まず、北海道ってとっても大きいんですよね~~
北海道にお住まいの方でしたらお分かりになるかもしれませんが
北海道は、その大きさから14個に地域を分けて、統括しています。
札幌地区周辺は”石狩振興局”、私の住む苫小牧や室蘭周辺なら”胆振振興局”
ってな感じで。
(私も苫小牧に嫁いで、何年かしてから知りました💦)
↑こんな感じ
その14個の地域別で産院がいくつあるか調べて下さったのですが
なんと…
北海道では現在76件の産院があり、
そのうちの半分の37件が札幌のある”石狩振興局”管内にあって、
残りの13の地域全部で37件しか無かったんです。
(多少調査不足があるかもしれません…)
特に深刻なのが、
全く出産施設の無い”檜山振興局”
そして、産院が1件の”日高振興局””留萌振興局””空知振興局””宗谷振興局”
他の地域でも、その広さに見合わないお産施設の少なさ…
勉強会に参加させていただいて、
北海道のお産事情の厳しさをまじまじと感じました。
産前産後のママのことを考えると、ホントに悲しくなって…涙。
お産は女性にとって、人生をも変える経験です。
”産む場所”を選ぶのは女性の権利。
私が以前勤務していた関西では、総合病院もあり、個人の産院もあり、開業助産師がお産を取り扱う助産院も何件かあり、
自分の望むお産をするための、”選択肢”が何個もありました。
「産む場所で変わるの?」「どこで産んでも一緒でしょ?」
そんな方もいらっしゃるかもしれませんが、
産む場所で、妊娠中のママの心構えも出産も全然変わってきます。
そして、出産して終わりじゃないんですよね。
その後に続く子育てにも影響してきます。
さらにお産が一点に集中すれば、そこに勤める医師や助産師は手が回らず、
結果、産前産後のママへの支援が手薄になってしまうというのも容易に考えつきそうです。
私は助産師の経験ももちろんですが、お産を4回経験して、
お産で女性はもっともっと強く美しくなれる。
そう信じています。
でも、北海道に住む多くのママは、
産む場所を選べないのが当たり前。
何時間もかけて、妊婦健診に通い、
お産の時は、予定日近くなったら、計画的に分娩誘発をする方もいらっしゃいます。
時には間に合わなくて、車中分娩の方も…
そんなことが当たり前に起こる北海道の現状…
ホント切なくなります。
女性にとって、家族にとって大切なお産。
そのお産ができる場所がとてつもなく少ない。
今もどんどん減り続けているんです…
苫小牧のママと話をすると
”産む場所を選択する”ということを知らないママが多いなぁと感じます。
そして、
「自宅出産したかったけど、できなくて、産院で出産しました。授乳の支援もしてもらえそうに無いから、母乳は諦めて生後3ヶ月でミルクにしたんです…」
そんなことを涙ながらにはなすママにも出会いました。
私自身も、「助産院で出産してみたい!」
そう思った時期もありましたが、北海道には出産を取り扱う助産院は札幌にしかなく…
車で1時間半…
そんな希望も夢のまた夢となりました。
産院を増やす✨それが簡単にできたら話は早いのかもしれませんが
そんな簡単にはいきません。
今回の勉強会から更に妊娠中からの子育て支援の必要性を感じました。
そんなワケで今後も
”妊娠中からできる子育て支援”を目指して
少しづつ前に進んで、苫小牧や北海道のお産や子育てのリアルを
変えていき、プレママさん、ママさんが子育てしやすい
北海道を目指していきたいなぁと思います。
それでは今日は、このへんで☺
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1987年産まれ、静岡県磐田市出身。
看護学校の時、小児看護担当の先生から、「助産師になってみない?」と勧められる。
看護学校では出産の見学ができず、「出産も知らないのに・・・」と助産師になろうか悩むが、助産師は妊娠・出産・産後だけでなく、『女性の一生をサポートする職業』ということを知り感銘をうけ、助産師学校を目指すようになる。
助産師学校を卒業後は、総合病院の産科・小児科の助産師として4年間勤める。
主に、分娩介助(赤ちゃんを取り上げるお手伝い)・新生児のお世話・産後のママのお世話・母乳育児の相談・妊婦健診・両親学級の実施・学生指導と一通りのケアを経験。
その間
赤ちゃんを取り上げた人数約90名。
お産に付き添った件数約500回。
お世話させていただいた新生児の人数約1000人。
その他に母乳育児や産後の相談を受けた件数1000件以上。
結婚を機に退職、北海道に嫁ぐこととなる。
2015年4月 長女出産
2016年5月 次女出産
2018年3月 長男出産
2020年5月 次男出産
義両親と3世帯同居の中、未知の土地で、4人の子育てを経験する。
4人目の妊娠・出産の際、コロナ禍で不安な日々を送り、孤独な出産を経験。
コロナ禍でも継続して安心安全な医療を提供してくれる医療従事者の方への『感謝』の思いと同時に、病院で出産するママ達へのサポートが手薄であることも実感した。
待ちに待った赤ちゃんとの生活のはずなのに、産後に新生児のお世話や母乳育児で悩んで、泣いているママの多さに疑問を抱いた。
”妊娠””出産”は一生続く子育てのスタートライン。
もっとハッピーなスタートを切ってもいいのではないか?
ハッピーな子育ては、
✿良好な夫婦関係
✿妊娠中からの”マタニティマインド”作り
✿妊娠中から産後までの継続的なサポート→MY助産師
が重要であると考えた。
そういった思いで、助産師として、また4人の子育ての経験も生かし、ハッピーマタニティ相談室開所を決意する。
コロナ禍の中、小さな子たちを育てながら、自分にもできることを探し、
相談は、ZOOM・LINE電話、メールを使って行う完全自宅STYLE。
かつて助産師を目指した際、自分の思い描いた理想の『女性の一生をサポートする助産師』を目指して、日々活動している。
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