![ときえ](https://yamahata-tokie.com/wp-content/uploads/2021/01/無題18-0001-150x150.png)
北海道へ嫁ぎ
4人の子どもを育てながら、フリー助産師をしている
ハッピーマタニティ相談室 助産師 ときえ です
泣かせちゃけないって誰が言いましたか?
5年半前
第1子の長女を出産した時
私は赤ちゃんを
”泣かせちゃいけない”
と本気思っていました
ですから
赤ちゃんが
「ふにゃ・・・」
となった瞬間に抱っこし
ひたすらにずっと抱っこしていたのを覚えています
同居している義両親には
「おとなしい子だね」
なんて言われていましたが
(そりゃあ、ずっと抱っこしていますから・・・)
と心の中で思いながら
半分腱鞘炎になりそうになりながら
泣かないように
泣かないように
・・・
ひたすらに赤ちゃんを抱っこをする生活
第1子の子育てはそんな感じでした
![](https://yamahata-tokie.com/wp-content/uploads/2021/01/1381875_s.jpg)
赤ちゃんが泣いている時
なんで泣いていると思いますか?
お腹が空いたから?
おむつが濡れたから?
眠たいから?
ママに甘えたいから?
お腹が痛いから?
室温が高くて暑いから?
遊びたいから?
・・・
これ以外にも
いろいろあると思います
産まれたばかりの赤ちゃんは
すべての感情を
【泣く】
という行為で表現します
成長に従い、【泣く】以外の表現方法もできるようになってきます
【泣く】しか表現方法が無いから【泣く】
昔から
「赤ちゃんは泣くのが仕事」
と言われていますよね
![](https://yamahata-tokie.com/wp-content/uploads/2021/01/385800_s.jpg)
赤ちゃんだって【個】を持った人間です
ママにだって量れないことはあります
(というか量れないことだらけ(笑))
ですから
赤ちゃんは泣いて当たり前
1人目の時は
ずっと泣く赤ちゃんをひたすらに抱っこし
赤ちゃんに合わせた赤ちゃん優先の生活が
なんとかできました
ですが、その後
あっという間に
2人目
3人目
4人目
と授かりました
1人目の時と違い
「ふにゃ・・」
となったら
すぐに抱っこ!
ができなくなってきたんです
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20201205/05/heiseikinoko225/27/c4/j/o0640042714861638212.jpg)
”ぎゃんぎゃん”
泣いている赤ちゃんに関係なく
5歳の長女が「ママーーこれ見てーー」
と自分の書いた絵を見せ
4歳の次女が遠くのトイレで「ママーーう〇ち出たーー!!」
と叫び
2歳の長男が、お〇っこを漏らしたらしく、下半身を露出して走り回り
今や
「ふにゃ・・」→抱っこ
なんてほとんどできず
赤ちゃんは泣いてばかり・・・
初めは、イライラしたりもしました
「なんで、みんな一緒に私を呼ぶのーーー!」
もーーーー
となって爆発したことも多々・・(笑)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210104/05/heiseikinoko225/55/14/j/o0640042714876677819.jpg)
ですが
4人目にして
ふと
あれ?
赤ちゃんを泣かせたらいけないって誰が言った?
冒頭にもお話した通り
赤ちゃんの泣く理由は様々です
お腹が空いたから?
おむつが濡れたから?
眠たいから?
ママに甘えたいから?
お腹が痛いから?
室温が高くて暑いから?
遊びたいから?
・・・
理由は様々ですが
赤ちゃんが元気に泣いていれば
泣いている→とりあえず元気
なのです!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210104/05/heiseikinoko225/b9/3b/j/o0640042714876677823.jpg)
もちろん
ひっくり返っていて頭を床にぶつけて
痛くて泣いていることも
あります
ですが少なくても
・布団やタオルが顔の上に覆いかぶさって窒息している
・泣けない程、ぐったりしている
・声が届かない程、遠くに行ってしまっている
・・・
などという
生命の危機という訳ではないということ
泣かせたらいけないなんて
誰も言ってないし
泣きやませられない親が
いけない親なんて誰も言っていない
むしろ、赤ちゃんは泣くのが仕事
もちろん泣いている赤ちゃんを、いつまでも放っておく
ということはいけないと思います
(泣いているということは、なにかしら
赤ちゃんが訴えたいことがあるということだから・・・)
ですが
「できない」という状況
があれば
それは自分の中で優先順位をつけて
その優先順位の中で折り合いをつけていく必要があるということ
![](https://yamahata-tokie.com/wp-content/uploads/2021/01/1381756_s.jpg)
例えば
・自分がトイレに行きたいとき赤ちゃんが泣いている
自分が我慢してしまうと、便秘になって痔になって、今後大変な状況が予想される
(私はそれで痔が悪化し、大量に出血した過去が・・・涙)
→「ママトイレに行ってくるから、ちょっと待っててね」と言って
急いでトイレに行く
私は、赤ちゃんが泣いている時
他にもやらないといけないことがあれば
とりあえず赤ちゃんが無事なことを確認して
「ごめんねー○○が終わったらいくねー」
とか言って他の用事を済ませています
寝るときも
赤ちゃんは、眠たいから泣くこともありますので
泣いている赤ちゃんを抱っこすることはせず
数分くらいなら泣いている赤ちゃんと
一緒に添い寝して過ごすこともあります
(ずっと抱っこは疲れますし、赤ちゃんは眠たければ勝手に寝ます(笑)・・・赤ちゃんによるかもしれませんが)
![](https://yamahata-tokie.com/wp-content/uploads/2021/01/4008222_s.jpg)
「泣いている赤ちゃんを放っておいて可愛そう・・・」
そんな風に思われる方もおられるかもしれません
でも
私はそういう子育てしかできません
母親は私、1人しかいません
子どもは4人います
どの子も可愛いです
赤ちゃんが特別可愛い訳ではありません
それに私も人間です
トイレに行きたいときもあります
眠たいときもあります
疲れているときもあります
お腹が空いているときもあります
私も泣いている赤ちゃんを理由無く
放っておいて
自分は
テレビを見たり
スマホを見たり
ゲームをしたり
ゆっくり食事をしたり
してもいいと言っている訳では無くて
泣いていても優先すべきことがあれば
それを優先してもいい
理由があって許されるなら
ある程度は泣かせていてもいい
のではないかと思うのです
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20201108/01/heiseikinoko225/f6/03/j/o0640042714847616033.jpg)
子育てしているから
ママは我慢ばかり
自分のことは後回し
と言って
食事も睡眠もとれず
トイレも行けない
休憩できない
となったら
いつかは爆発してしまいます
私は
子育ては優先順位をつけて
折り合いをつけて
やっていくことが大切だと思うのです
母親も人間です
赤ちゃんも人間です
確かに赤ちゃんは親が守らなければならない
ですが
ママは誰が守ってくれるんですか?
私は”自分”で守っていかないといけないと思うのです
ですから
優先順位をつけて物事に折り合いをつけて・・・
ママも赤ちゃんも両方大事にして生きていけるように
もう少し肩の力を抜いて生きていけるのがいいのだと思います
赤ちゃんを泣かせちゃいけないって誰が言いましたか?
「誰も言っていませんよ!!」
このような方はお力になれると思います
▼ ▼
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1987年産まれ、静岡県磐田市出身。
看護学校の時、小児看護担当の先生から、「助産師になってみない?」と進められる。
看護学校では出産の見学ができず、「出産も知らないのに・・・」と助産師になろうか悩むが、助産師は妊娠・出産・産後だけでなく、『女性の一生をサポートする職業』ということを知り感銘をうけ、助産師学校を目指すようになる。
助産師学校を卒業後は、総合病院の産科・小児科の助産師として4年間勤める。
主に、分娩介助(赤ちゃんを取り上げるお手伝い)・新生児のお世話・産後のママのお世話・母乳育児の相談・妊婦健診・両親学級の実施を経験。
その間、赤ちゃんを取り上げた人数約90名。お産に付き添った件数約500回。お世話させていただいた新生児の人数約1000人。その他に母乳育児や産後の相談を受けた件数1000件以上。
結婚を機に退職、北海道に嫁ぐこととなる。
2015年4月 長女出産
2016年5月 次女出産
2018年3月 長男出産
2020年5月 次男出産
義両親と3世帯同居の中、未知の土地で、4人の子育てを経験する。
4人目の妊娠・出産の際、コロナ禍で不安な日々を送り、孤独な出産を経験。
コロナ禍でも継続して安心安全な医療を提供してくれる医療従事者の方への『感謝』の思いと同時に、病院で出産するママ達へのサポートが手薄であることも実感した。
待ちに待った赤ちゃんとの生活のはずなのに、産後に新生児のお世話や母乳育児で悩んで、泣いているママの多さに疑問を抱いた。
”妊娠””出産”は一生続く子育てのスタートライン。
もっとハッピーなスタートを切ってもいいのではないか?ハッピーな子育ては、妊娠中から今後の子育てを見据える”マタニティマインド”作りから始まる。
そういった思いで、助産師として、また4人の子育ての経験も生かし、ハッピーマタニティ相談室開所を決意する。
コロナ禍の中、小さな子たちを育てながら、自分にもできることを探し、
相談は、ZOOM・LINE電話、メールを使って行う完全自宅STYLE。
かつて助産師を目指した際、自分の思い描いた理想の『女性の一生をサポートする助産師』を目指して、日々活動している。
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