北海道へ嫁ぎ
4人の子どもを育てながら、フリー助産師をしている
ハッピーマタニティ相談室 助産師 ときえ です
【コロナ禍で産んだ私】助産師目線で振り返る②
2020年5月8日
コロナ感染症の緊急事態宣言のさなか
私は第4子を出産しました
その体験を10回に分けて、投稿しています
助産師であり、4人の妊娠出産経験から
【なにを思って】
【なにを考えて】
【なにを判断基準にして】
【どう行動したか】
をなるべく細かく投稿していこうと思います
また
【コロナ禍の出産は、今までの出産となにが違ったか】
も投稿していきます
少しでもいいから
これから出産される方の力になれば嬉しいです
この記事は
◆これから出産する方
◆出産に不安を抱えている方
◆出産する場所に迷っている方
◆総合病院や周産期医療センターで出産を予定されている方
◆これから妊娠を考えている方
◆コロナ禍での出産がどういったものか知りたい方
今回は
【コロナ禍で産んだ私】助産師目線で振り返る
シリーズ2回目
【陣痛発来~産院に電話をする判断】まで
投稿させていただきます
まだ初回の記事を読んでおられない方はこちらから↓
【午前11:20】
子ども達を公園から連れて帰り
手洗いうがいをさせて
昼食のラーメンを超特急で作ります
家にいた夫に
「今、ちょっとお腹張り出しました。いつもとあまり変わらないですけど・・・」
と一応今の状況を伝えておきました
(いつもと変わらないお腹の張りだけど、痛いは痛いからなー。いきなり破水するパターンもあるし・・・)
(今、破水したら義父もいるし、子ども達は家に置いて、主人に病院に連れていって貰えるかな)
と
いつ入院になっても大丈夫なように
今後の動きをイメージしておきました
子ども達に昼食を食べさせながら
なにより
自分もしっかり食べました!!
お産はスタミナ勝負!!
私は助産師現役時代
スタミナ切れで陣痛が弱まり
難産になってしまったケースを何度も見てきました
お産では
エネルギー補給は絶対欠かせません!!
車のアクセルを踏むには
まずガソリンが無いと動きません!!
【午後0:00】
(やっぱりお腹張ってるから、早めに家事と夕食の準備しておこう)
ここら辺から陣痛間隔をなんとなく意識してみました
陣痛間隔8分~11分 不規則 強さは弱い生理痛程度
一般的に”経産婦は10~15分間隔になったら病院に連絡ください”
と言われています
陣痛間隔8分~11分と言えば
「早く入院しないと!!」
と思われる方も多いかと思いますが
陣痛のポイントは
陣痛間隔だけでなく”規則的か不規則か”も重要になってきます
陣痛が規則的に”10分→10分→10分→10分”と来ていれば陣痛に繋がりやすいのですが
陣痛が不規則で”10分→8分→11分→8分→10分”と不規則であると
いくら間隔が8分~11分とは言え、本当の陣痛には繋がりにくいです
だんだん遠のいていく可能性が高いかと思います
しかも私は
上の子3人とも陣痛の強さに”波”のある体質でした
(上のイラストのような感じ)
陣痛が来ても強い時もあれば弱い時もある・・・
陣痛が弱ければ、お産が進むような
『有効な陣痛』ではありません
そこも考慮しないといけません
陣痛は痛いですが
強い陣痛(痛い陣痛)がきていないと
いつまでたっても産まれません
弱くてお産が進まない陣痛が
ダラダラ続くことの方が
よっぽどツライのです
たまに私のような”波のある陣痛”の方もいらっしゃいます
2回目以降の出産の方は、”今までのお産はどういったお産だったか”も
重要な判断材料になります
陣痛について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓
【午後0:30】
(生理痛のような下腹部の痛みは変わらないけど、痛みの強さが少し強くなった気がする)
トイレに行って”出血”と”破水”が無いことを確認
出血と破水対策に、少し大き目のナプキンを付ける
【午後1:00】
陣痛間隔8分~10分 まだ陣痛間隔不規則 痛みに波あり
(痛い時もあるけど、そんな痛くない時もあるなー)
(全体的に強くなっている・・・?)
(出血は無いから、子宮の入口は開いてないかな?)
(今電話したら、絶対「病院へ来てください」って言われるなー。前駆陣痛だったらお金もったいないから、もう少し待ってみよ)
主人に現状を伝えておきます
「やっぱりいつもより強い?・・・かもしれません」
「分からないけど・・・」
(4人目にして、初めてまともに陣痛からのお産・・・)
(破水でもしてくれたら、即入院だし、すぐ産まれるんだろうけどなー)
(陣痛って本当にわかりにくい・・・)
主人「分かった。車に荷物積んでおく。」
と言って自分も出かける準備をしてくれました
(さすが4回目となると、主人も状況把握と行動が早い・・・)
(頼もしい・・・本当は立ち会って欲しいけど・・・)
前駆陣痛であっても
もちろん診察や入院にお金がかかってきてしまうので
なるべくいいタイミングで入院したいと思ってしまいます
結構そこも重要! (笑)
お産の入院は正常分娩であれば”10割自費”負担になります
1日入院が延びると”高級ホテル”に1泊宿泊するくらいのお金がかかります
このお金を浮かすためにも!
なるべく最適なタイミングで入院するのがベストです (笑)
【午後1:50】
・陣痛間隔7~8分
・間隔が規則的になってくる
・痛みが生理痛⇒腰の全体から”グー”とくる感じになる→たった3回ほどで痛みの雰囲気が変わる
・痛みが弱い時もあるが、痛みが強い時は、動けない状態で話が出来なくなる
(これは陣痛かも・・・?出血無いけど・・・)
(陣痛だったら、破水したら進行早いし、一応病院に連絡だけでもしておこう)
私「強い陣痛来てます・・・病院連絡してみます」
【午後2:00】
病院に連絡をする
今回はここまでにさせていただきます
次回は”産科に電話相談~病院に向かう”ところまで
を投稿させていただきます
次の記事はこちらから↓
このような方はお力になれると思います
▼ ▼
これから結婚・妊娠を考えている方
結婚をすると決めたが、夫や義両親との生活に不安を感じている方
現在妊娠中で妊娠に不安を抱えている方
妊娠中の育児品や出産用品は、何を用意すれば良いか分からない方
母乳育児に関して、相談する人がいない方
出産が近づき出産への不安がある方
産後の新生児のお世話の方法や準備するものが分からない方
乳幼児の育児で分からないことがある方
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1987年産まれ、静岡県磐田市出身。
看護学校の時、小児看護担当の先生から、「助産師になってみない?」と進められる。
看護学校では出産の見学ができず、「出産も知らないのに・・・」と助産師になろうか悩むが、助産師は妊娠・出産・産後だけでなく、『女性の一生をサポートする職業』ということを知り感銘をうけ、助産師学校を目指すようになる。
助産師学校を卒業後は、総合病院の産科・小児科の助産師として4年間勤める。
主に、分娩介助(赤ちゃんを取り上げるお手伝い)・新生児のお世話・産後のママのお世話・母乳育児の相談・妊婦健診・両親学級の実施を経験。
その間、赤ちゃんを取り上げた人数約90名。お産に付き添った件数約500回。お世話させていただいた新生児の人数約1000人。その他に母乳育児や産後の相談を受けた件数1000件以上。
結婚を機に退職、北海道に嫁ぐこととなる。
2015年4月 長女出産
2016年5月 次女出産
2018年3月 長男出産
2020年5月 次男出産
義両親と3世帯同居の中、未知の土地で、4人の子育てを経験する。
4人目の妊娠・出産の際、コロナ禍で不安な日々を送り、孤独な出産を経験。
コロナ禍でも継続して安心安全な医療を提供してくれる医療従事者の方への『感謝』の思いと同時に、病院で出産するママ達へのサポートが手薄であることも実感した。
待ちに待った赤ちゃんとの生活のはずなのに、産後に新生児のお世話や母乳育児で悩んで、泣いているママの多さに疑問を抱いた。
”妊娠””出産”は一生続く子育てのスタートライン。
もっとハッピーなスタートを切ってもいいのではないか?ハッピーな子育ては、妊娠中から今後の子育てを見据える”マタニティマインド”作りから始まる。
そういった思いで、助産師として、また4人の子育ての経験も生かし、ハッピーマタニティ相談室開所を決意する。
コロナ禍の中、小さな子たちを育てながら、自分にもできることを探し、
相談は、ZOOM・LINE電話、メールを使って行う完全自宅STYLE。
かつて助産師を目指した際、自分の思い描いた理想の『女性の一生をサポートする助産師』を目指して、日々活動している。
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