助産師ママが見た、出産後の現実

◆母乳育児
ときえ
ときえ

北海道へ嫁ぎ

4人の子どもを育てながら、フリー助産師をしている

ハッピーマタニティ相談室 助産師 ときえ です

助産師ママが見た、出産後の現実

私は4人の子どもを育てていますが

4人とも地域では1番大きな
地域周産期センターで出産しました

その4回の出産の際
産後の大部屋で
毎回同じ経験をしました


その経験によって、私は心を動かされたので
今こうやってブログを書いています
今回はそのお話をしていこうと思います

第1子を出産した5年半前・・・

初めて出産し、初めて入院を経験しました
達成感で満ち溢れ
幸せな気持ちだったのを覚えています


産後は
助産師さんが産後の身体を気遣いながら
赤ちゃんの授乳も手取り足取り
教えてくれる


そんなイメージでした
(私は現役時代、実際そのようにママ達に関わってきたと思っているので・・・)

ですが実際は
産後1日目になったら

朝から
助産師さんが、いきなり赤ちゃんを連れてきて

「産後1日目から母児同室ねーー」

とだけ言って
なんの説明も無く
赤ちゃんだけを置いて行ってしまいました

産後、私は妊娠中からの貧血で
ふらふらの状態・・・
トイレに行くにも「ハアハア」言いながら
何かにつかまって移動しなければならない状態でした


とりあえず
赤ちゃんのベッドを頼りに
移動していました


赤ちゃんが泣いて
いざ授乳となって
授乳していたのですが

・・・
その時ふと思いました

(私、助産師だったから自分で授乳できるけど、他のママ達は自分で授乳できているのかな・・・?)

その時、私は助産師を退職してまだ1年でしたので

初めての出産でしたが、授乳に関してはベテラン(?)でした

病院の助産師さんも、私が元助産師だったことを知っていたので

(私はほっといても大丈夫だと思われているんだ)

そう思っていました

私が出産した病院の大部屋は
4人部屋でしたので、他にも産後のママ達が入院されています

ですが
助産師さんもあまり病室に来られる様子も無かったので

(他のママ達は、別室で授乳の方法を教えて貰っているんだ)

と深く考えず産後を過ごしていました

ですが
産後3日目・・・

同じ部屋のママのベッドから

(シクシク・・・)

泣いている声が聞こえたんです

助産師さんに話している声を盗み聞き
してしまったのですが

同室ママ「赤ちゃんが泣いているから、夜中ずっと吸わせていたらおっぱいが痛くて・・・

血が出てしまったんです」

と泣きながら話されていました

(え?!夜中ずっと吸わせていたの?)
(出血って・・・吸わせ方が悪かったのかな?)

私は
痛いだろうに・・・
可愛そう・・・
助けてあげたい・・


そうはいっても私も産後ですし
でしゃばる訳にもいかず

その時は
助産師さんは、人手も少なくて忙しいだろうし
(重症妊婦の受け入れもされている病院でした)
あまり細やかなケアはできなかったのだろう

とあまり深くは考えていませんでした

ですがその後・・・

2人目で出産の際も

3人目で出産の際も

4人目で出産の際も

何度出産で入院しても、同室のママ達が
母乳育児でつまずき、涙を流していたんです・・・

もうこれは偶然じゃない!!

そう思いました

私が出産した病院は
確かに母乳育児を推進するために
母児同室をしていました

ですが

母児同室を推進してはいるものの

妊娠中からの母乳育児指導はされず
産後も十分なケアがされていなかったので

今やどこの病院でも

母乳育児を推進し
産後早期からの頻回授乳を促し
母児同室を進めています


ですがそれだけでは
母乳育児をしていくのには
不十分です

正しい姿勢
正しいくわえさせ方
正しい時間(回数)
正しい生活習慣


が無いと
母乳育児はスムーズにはいきません

私は助産師さんや看護師さんに

「もっとちゃんとママ達を診てあげて!!」

と言いたい!!

でも実は
それだけではありません

助産師さん看護師さんの人手が、不足しているのは常です

命の現場ですので、産後の元気なママや赤ちゃんより
出産間近の産婦や重症妊婦を優先させてしまうのは
分かります


しかも、今はコロナの流行もあります
医療従事者の方は、命がけで病院で働いてくださっています・・


(現実、先日(2020.12)私が出産した病院でも、看護師さんがコロナに罹ってしまっていました・・・)

ですから私は

母乳育児は

妊娠中からの心と身体の準備

が重要なのだと思うのです

誰が子育てをするのか?

医者や助産師がする訳ではありません

ママがするんです

このコロナで混乱した時代だからこそ
ママが自分で
自分ができることを始めていって欲しいんです

少し厳しい意見かもしれませんが

私が出会った産後のママ達が
涙を流していたのは事実です

出産がゴールではありません

出産した直後から

一生続く子育てのスタートです

どうか今妊娠されている方に
私の思いが少しでも届けば・・・そう願います

このような方はお力になれると思います

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【山端 ときえ プロフィール】

1987年産まれ、静岡県磐田市出身。

看護学校の時、小児看護担当の先生から、「助産師になってみない?」と進められる。
看護学校では出産の見学ができず、「出産も知らないのに・・・」と助産師になろうか悩むが、助産師は妊娠・出産・産後だけでなく、『女性の一生をサポートする職業』ということを知り感銘をうけ、助産師学校を目指すようになる。

助産師学校を卒業後は、総合病院の産科・小児科の助産師として4年間勤める。
主に、分娩介助(赤ちゃんを取り上げるお手伝い)・新生児のお世話・産後のママのお世話・母乳育児の相談・妊婦健診・両親学級の実施を経験。
その間、赤ちゃんを取り上げた人数約90名。お産に付き添った件数約500回。お世話させていただいた新生児の人数約1000人。その他に母乳育児や産後の相談を受けた件数1000件以上。

結婚を機に退職、北海道に嫁ぐこととなる。
2015年4月 長女出産
2016年5月 次女出産
2018年3月 長男出産
2020年5月 次男出産
義両親と3世帯同居の中、未知の土地で、4人の子育てを経験する。

4人目の妊娠・出産の際、コロナ禍で不安な日々を送り、孤独な出産を経験。
コロナ禍でも継続して安心安全な医療を提供してくれる医療従事者の方への『感謝』の思いと同時に、病院で出産するママ達へのサポートが手薄であることも実感した。

待ちに待った赤ちゃんとの生活のはずなのに、産後に新生児のお世話や母乳育児で悩んで、泣いているママの多さに疑問を抱いた。
”妊娠””出産”は一生続く子育てのスタートライン。
もっとハッピーなスタートを切ってもいいのではないか?ハッピーな子育ては、妊娠中から今後の子育てを見据える”マタニティマインド”作りから始まる。
そういった思いで、助産師として、また4人の子育ての経験も生かし、ハッピーマタニティ相談室開所を決意する。

コロナ禍の中、小さな子たちを育てながら、自分にもできることを探し、
相談は、ZOOM・LINE電話、メールを使って行う完全自宅STYLE。

かつて助産師を目指した際、自分の思い描いた理想の『女性の一生をサポートする助産師』を目指して、日々活動している。

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