安産に影響する３つの要素

 

安産に影響する３つの要素

北海道苫小牧市でご自宅訪問専門の助産院、産前産後専門整体【さかえ助産院】を開いているやまはたときえです

４回の出産を経験しましたが、その４回の出産にはそれぞれ思い出があります。
その中でも、一番印象的だったのが、初めての出産です。

予定日過ぎても、うんともすんとも無かった私のお腹。
出産を誘発すために、医療の力を借りました。

内服薬を飲み、点滴をし、人工的に陣痛を起こさせ、子宮の入り口に風船を入れて、赤ちゃんの通り道を広げました。
医療介入としては、フルコースに近い感じでしたが、出産自体は痛みも少なく、とってもスムーズで、赤ちゃんも元気いっぱいでした。

なぜ、出産を誘発するのに、点滴したり、風船を使ったりしないといけなかったといいますと…

”予定日を過ぎてもお産が始まらなかったから”です。

とっても単純。

赤ちゃんを産み出すには“３つの要素”が関係していると言われています。

①押し出す力
②赤ちゃんの通り道
③赤ちゃん

この３つの要素が、出産というゴールに向かって、上手く重なり合うことで
赤ちゃんが産まれます。

一つ一つ解説をしていきます。

①押し出す力

赤ちゃんを産み出すには、押し出す力はもっとも重要です。
押し出す力には２つあります。

一つ目は、「陣痛」です。

「陣痛」は、赤ちゃんを産み出すために起こる、子宮の収縮。
赤ちゃんを包んで守っている子宮が、出産になると、ギュー―――っと収縮して、赤ちゃんを押し出そうとします。
「弱いから強くしよう。」とか「強すぎるから、弱くしよう。」とか自分の意志で、コントロールできないのが特徴。

二つ目は、「腹圧」です。

簡単に言うと、排便をするときに気張るのが腹圧。
赤ちゃんを産み出すためには、「陣痛」があっての「腹圧」です。
「う〇ちするために気張ったら産れちゃった！？」なんてことになったら大変ですよね。

3㎏近い赤ちゃんを押し出すには、陣痛だけではなく、あと一息の腹圧が必要になります。

②赤ちゃんの通り道

赤ちゃんが通ってくる道は、どんな道が良いかと思いますか？
狭い道？広い道？ガタガタ道？整備された道？
車の運転でも、広くて整備された道が通りやすいのは簡単に想像できますよね！

③赤ちゃん

ご存じかもしれませんが、赤ちゃんは産まれてくるときに、クルクルと向きを変えて産れてきます。


なぜクルクル向きを変えるかと言いますと…


赤ちゃんの通り道は、赤ちゃんが通れるギリギリの狭さなので、なんとか向きを変えながら、産まれてきます。
上手く回れなかったり、回る向きを間違えるとなかなか産れてこれないですからね💦

他にも、赤ちゃんが大きすぎることも、出産に影響をします。

この３つの要素が、上手く都合よく、出産というゴールまで向かうことが重要なのです。

骨盤軸整体では、体幹の筋肉を使えるようにすることで、腹圧の機能を高めたり、姿勢を整えることが骨盤の傾きに影響し、赤ちゃんが通りやすい道をつけることへも繋がります。

また、施術を受けることで、血液循環がよくなることは、伸び縮みする柔軟な筋肉を作り、出産を助けることへと繋がります。

そんなワケで、【安産に影響する３つの要素】。
①押し出す力②赤ちゃんの通り道③赤ちゃんは、スムーズな出産に影響し、とっても大事。

これから出産される妊婦さんの助けになればと思います。

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